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Aquarium
“生きるアート”を自宅に——。
プレミアムな最先端アクアリウム

日本では古くより庭に池や川をしつらえ、魚を愛でる風雅な文化があります。アクアリウムは、その“生きるアート”が自宅で楽しめるものとして1990年代にブームが巻き起こりましたが、ニューノーマルなライフスタイルをより豊かにするアイテムとして、人気が再燃しています。そこで今回、最先端のプレミアムなアクアリウムの魅力をお届けします。

選ばれた人たちの嗜みが進化した水中美術館

アクアリウムのルーツである鑑賞魚の起源は、2000年以上前の中国で野生のフナから突然変異で表れた赤いヒブナの繁殖からはじまったといわれています。その後、10世紀にはじまる栄王朝では、高官が屋内に金魚を持ちこみ、大きな陶器に入れ鑑賞を楽しんでいました。日本には室町時代末期の大阪に金魚が伝来。当時は高級品で一部の貴族階級の間で人気を博し、江戸中期になると藩士による養殖がはじまります。

また、時を同じくして江戸時代の文化文政の頃、日本庭園に欠かせない鑑賞魚の錦鯉が誕生したと伝わっています。つまりアクアリウムのルーツは選ばれた人たちの高貴な趣味だったのです。

そして近現代に入り金魚の飼育が一般化。1990年代には熱帯魚ブームが巻き起こり、ヨーロッパスタイルのオールインワン水槽など高級感あふれるスタイルに進化。荘厳な自然世界を再現するアクアリウムは、現在、高級車や美術品と同様に富の象徴として国内外のセレブリティに愛されていますが、昨春からのパンデミックの影響でステイホームの時間を充実させるアイテムとして、いま静かにムーブメントが再燃しています。

海と陸の世界を再現し幻想的な世界をつくるテラリウム。画像提供:AQUA LINK

美しい水景がクオリティ・オブ・ライフを豊かにする

「新型コロナウィルス禍になってから富裕層を中心に問い合わせが増えています」と教えてくれたのは、芸術的な独自のアクアリウム“デザイナーズ水槽®”を総合プロデュースする「AQUA LINK(アクアリンク)」代表の中川卓さん。他にはないデザイン性の高さと空間に合わせて細部までオーダーメイドでトータルコーディネートする同社のアクアリウムは、世界的な一流ブランドの店舗・ショールームや五つ星ホテル、多くの著名人やアスリートなどに支持され、業界最多の実績を誇ります。

「アクアリウムを取り入れる魅力は、まずデザイナーズ家具のようなインテリアとしてのハイクラス感。水槽は必ず光を放っているので、たとえ部屋のデッドスペースに置いてもライティングの主役にもなり得ます。そしてなにより、普段は見られない水の中の世界や熱帯魚を鑑賞することで、ワクワク感や心のやすらぎが暮らしの中に加わる。クオリティ・オブ・ライフが豊かになることは間違いないです」

まるでショールームのような空間を自宅で演出。画像提供:AQUA LINK

ひとくちにアクアリウムといっても多種多彩。そのカテゴリーは水槽で飼う熱帯魚によって大きく淡水と海水に分けられます。

「淡水のアクアリウムで定番のデザインは、緑の水草や流木などを入れた“緑の水中庭園”。その自然の水景の中に淡水魚が躍るように泳いでいるイメージです。水草や流木の種類も数多くあるので、二つと同じデザインはありません。中には、水草を入れず高級な古代魚のアロワナやピラニアを飼う人もいます」

淡水のデザイナーズ水槽®の設置例。画像提供:AQUA LINK

“静”の美を想起させる淡水のアクアリウムに対し、一般的にイメージするブルーライトで輝く海水のアクアリウムはエキゾチックな“動”の水中世界。

「まず海水魚は色がカラフルで個性が強く、淡水魚より大ぶりでユニークなフォルムのものが多い。一匹一匹の行動が特徴的で、たとえばクマノミがイソギンチャクを見つけて身を隠したり、ハゼが掘った穴にエビが隠れて身を守ってもらうなど生態系の観察が楽しめます。水草や海藻は入れず珊瑚で構成することが多いので、全体的な色も非常に派手ですね」

コストとしては海水の方が高いですが、どちらかが際立ってトレンドということはなく、オーナーの好みや空間のコーディネートによって「オリジナルの小さな美術館」をつくることができるとか。

空間を贅沢に彩るラグジュアリーなアクアリウム

これまで3500以上のデザイナーズ水槽®を手がけた「アクアリンク」の実例の中からプレミアムなアクアリウムを見ていきましょう。

海底から天空へ続くコンセプチュアルな美景

タワーマンションの夜景と融合しラグジュアリーなムードを演出。画像提供:AQUA LINK

きらびやかなシャンデリアとスタイリッシュなデザイナーズ家具が配された空間に設置した3つのアクアリウムのトータルコンセプトは「海底から天空へ」。手前には深海を思わせるサメやカサゴが泳ぐ円柱水槽、中央の水槽は中層をイメージしたオープン水槽、そして浅瀬の珊瑚礁の情景を表現したキューブ型の水槽と続き、窓の外はタワーマンションから臨める空へと続く世界を構築。中央の水槽にはバーカウンターがついているので、水槽越しの夜景を眺めながら杯を傾けるラグジュアリーな時間が楽しめます。

効果的な光で演出した異国の荘厳な情景

120cmの水槽に異国感漂うエキゾチックな景色を構築。画像提供:AQUA LINK

東南アジアの淡い水草と枝流木、淡水魚で荘厳な世界観を演出。オープンにした水槽から流木が飛び出したレイアウトときらめく水面は、大自然に流れる渓流の情景のよう。
「ライトを上に乗せるのではなく上から吊して照らすことで、水面の揺らぎをつくり、上品な高級感をつくりました」

重厚感が漂うモダンな和のテラリウム

和食割烹の高級店に設置された壮麗なテラリウム。画像提供:AQUA LINK

水の世界と陸の世界を融合した「テラリウム」。こちらは重厚感のある海外の流木を取り入れながら、溶岩石と苔を組み合わせることで古典美術のような「わびさび」を感じる和のランドスケープをモダンにデザイン。
「水景では魚が泳ぎ、循環している水が陸の世界の流木をうるおわせる自然の生態系そのままの循環を取り入れています。和室にマッチするテラリウムは個人宅でも人気が高いですね」

まるで名画のようなデザイナーズフラワー水槽

仙台の大型水族館「アクアテラス」に設置されたデザイナーズフラワー水槽。画像提供:AQUA LINK

一見、額装された名画と見まがうこちらは、「アクアリンク」オリジナルのデザイナーズフラワー水槽。
「使用している花は、造花メーカーと共同開発した水中でも色素がとばず、水や魚に悪影響を及ぼさない独自の造花。造花の種類や配色、配置、光の当て方だけで雰囲気が変わるので、無限大にデザインができます」

サプライズ感あふれるテーブル型アクアリウム

テーブル型アクアリウムは円柱形もある。画像提供:AQUA LINK

水槽自体がテーブルになっているテーブル型アクアリウムはサプライズ感が魅力。
「通常、真上から水中の世界を見ることはできませんが、テーブル型ではシュノーケリングをしているように鑑賞できます。店舗に導入することが多いですが、タワーマンションに住まわれているセレブリティの方で、ダイニングテーブルとは別に夜景が臨めるバーカウンターに設置して、お酒とともに楽しまれる方もいます」

気になるのは日々のメンテナンスですが、プロに任せておけば手間もかからず、難しい知識も不要で気軽に導入できるのもうれしいところ。
「よく餌についての問い合わせがありますが、自動給餌器を設置すれば出張で家をあけても安心です。もちろん自分であげたい方はタイマーを外せば育てる感覚も楽しめます」

スタイリッシュな空間と調和したアクアリウム。画像提供:AQUA LINK

プロが選ぶ美しい熱帯魚

数多ある中から中川さんおすすめの熱帯魚を聞きました。

「海水のアクアリウムでは鮮やかな瑠璃色のコバルトスズメダイを群れで泳がせ、エキゾチックな赤にタイガー模様が特徴のフレームエンゼルやヴィヴィッドなイエローのキイロハギといった主役級の高級魚を合わせるのがおすすめ。幼魚から成長して色や模様が変化していくアデヤッコも人気です」

アデヤッコは様々な模様が入り乱れた神秘的な模様が魅力。

「淡水魚は、群魚としてルビーやサファイヤを連想させるカージナルテトラがスタンダード。豊かな色彩がチャーミングなジャーマン・ラミレジィやユニークなフォルムのハチェット、通の方に人気のチョコレートグラミーなども存在感がありますね」

表情がチャーミングなマーブルハチェット。

美しい熱帯魚のアクアリウムがある暮らしは、人生にかけがえのないきらめきをもたらせてくれます。

【取材協力】
AQUA LINK

https://www.aqualink.tv
問い合わせ:0120-57-9595
トップレベルのアクアデザイナーが在籍し、ミリ単位で設計する水槽の独創的な水中・外装デザインだけでなく、空間に合わせてトータルに美しく演出する高品質なデザイナーズ水槽®をプロデュース。さらに自然の生態系を再現する独自の技術で、一般的には週に1回と言われているメンテナンスが月に1回という画期的なランニングコスト、365日24時間体制の万全なアフターフォローで圧倒的な支持を得ている。

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