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優雅に働き、暮らす。
新時代の“ワーケーション” [後編]

昨年より、新しい時代のワークスタイルとして注目を集めている“ワーケーション”。仕事と休暇をかけあわせ、都市部にはない環境でワークライフバランスを満たしながら、“ウェルビーイング”な状態が実現できる働き方が先鋭的な企業を中心に導入される中、前編では軽井沢の別荘でのワーケーションの魅力を紹介しました。

今回の後編では、軽井沢と並ぶ人気エリア、箱根のリゾートマンションでのワーケーションのメリットについてお届けします。

再び人気を集める箱根のリゾートマンション

クリエイションの原点は”幸福な思い出”

1960年前後の高度経済成長期を背景に、熱海や伊東、箱根といった保養地で建設が始まったリゾートマンション。1980年代後半から1990年代初頭にかけてのバブル期には、スキーを始めとしたレジャーブームが起こり、各地で急増しました。

そういったリゾートマンションがワーケーションに最適な理由は、なにより充実した設備と環境です。素晴らしい眺望だけでなく、共用部分の温泉や大浴場、プール、テニスコートといったファシリティは、一般的な分譲マンションでは得られないもの。施設内で気軽にオンオフを切り替えることができます。さらに、都市部に比べて人が少なく自然にソーシャルディスタンスが確保されているので、満員電車や不特定多数との接触などに起因するストレスはなく、一歩外にでれば大自然の中でリフレッシュできるのも大きなメリットです。

都市生活の利便性と自然環境が両立したエリア、それが箱根です。東海道の要衝のひとつであり古くから宿場街として栄えてきたこのエリアは、関東屈指の観光地であり保養地。箱根湯本や強羅エリアのトラディショナルな温泉地だけでなく、自然の中で美術品を鑑賞できる「ポーラ美術館」、「彫刻の森美術館」などアート施設や奈良時代に創建された「箱根神社」をはじめ「玉簾の滝」「駒ヶ岳山頂」といったパワースポット、芦ノ湖や早雲山の大自然など、多彩な魅力にあふれています。

大涌谷は通称「地獄谷」と呼ばれる名所。
芦ノ湖から望む箱根富士は、まさに絶景。

「コロナ禍になり、セカンドハウスやデュアルライフの拠点として箱根や湯河原、伊豆、熱海への問い合わせは増え、特にキャッシュで購入できる富裕層や外国人の方に注目を集めています」と教えてくれたのは、不動産投資のエキスパートとして業界初の情報メディアを立ち上げ、不動産投資に関連する正しい情報を発信し続けている株式会社エワルエージェント代表取締役・八木チエさん。そこで箱根のリゾートマンションのメリットや購入の際の注意点などを教えていただきました。

暮らしと仕事をアップデートする箱根ワーケーション

ワーケーションの一拠点として、まず重要視したいのが自宅やオフィスからの距離。
「その点、箱根は他のエリアに比べて東京から近く、たとえば箱根湯本は新宿から電車で1本、車でも1時間半程度と高い利便性が一番の魅力です。箱根に別荘やリゾートマンションを持っている知人や顧客は“東京24区”と呼ぶ人も。ただ、観光地なので季節によっては週末に渋滞があり、山の方のエリアでは店が少ないので、訪れる頻度やライフスタイルによってエリアは選びたいですね」
通勤を視野にいれたメイン拠点とするなら、傾斜や坂道が少なく、スーパーやドラッグストアなど生活用品店が充実し「箱根口」と「御殿場」のI.C.まで車で約20分の仙石原エリアが人気です。

箱根にはヨーロピアン調のクラシカルな建築が残るエリアもある。

「いまリゾートマンション全体に際立ったトレンドはなく、グレードは様々ですが定番人気なのが70〜100㎡のワンルームや1LDKといったスタンダードなタイプ。箱根のリゾートマンションはバブル崩壊以降、急騰はしていないので、5〜6000万程度の掘り出しものがみつかることもあります」

そして、戸建てにはないメリットはランニングコストだと続けます。
「温泉付きの戸建て別荘やヴィラは人気ですが、日々の管理やたとえば外壁や屋根の修繕、冬に水道館が破裂するなどメンテナンスのコストが非常に高い。その点、リゾートマンションは一般的な分譲マンションよりは高いものの管理組合があるので常にきれいな状態に保たれ、比較的ランニングコストが抑えられる。戸数が少ないほど一戸ごとの管理費や修繕積立費の割合が大きくなることを意外と見落としがちなので、気になる物件があったら事前にチェックした方がいいですね」

パンデミック下でも不変の不動産としての価値

また、投資としての不動産の価値は、コロナ禍といった未曾有の事態でも影響を受けていないとか。

「投資という面で不動産は、テナントやオフィスなど商業系の物件を除いて、コロナの影響はまったく受けていません。株などの金融商品はアップダウンが激しいですが、衣食住に関わる家は必需品なので安定していて、ビギナーの方や金融から乗り換える方も増え、人気が高まっています。特に中古物件はいいものが無くなってきている状況ですね。リゾートマンションや別荘といった物件は、税金面でメリットのある相続対策として所有する人も多いです」

夏は避暑地で快適に過ごしながら、秋は美しい紅葉とともに生活し、冬は仕事の後に温泉で癒やされる――。
精神的にも肉体的にも満たされた箱根でのワーケーションは、仕事の効率やクリエイティビティがあがるだけでなく、暮らしを豊かにアップデートしてくれます。一度検討してみてはいかがでしょうか。

【取材協力】
八木チエさん

株式会社エワルエージェント代表取締役。宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランナー。弁護士事務所にて海外の投資家への日本の投資用不動産販売の新規ビジネスの立ち上げを経験後、不動産投資の情報を正しく伝えたい、もっと多くの人に不動産投資の魅力を知ってもらいたいと思い、2014年に業界初の不動産投資に特化したオウンドメディアを立ち上げ。2018年に不動産投資に関わるすべての悩みをいつでもどこでも簡単に相談できる、投資家とエージェントを繋ぐマッチングサービス「Estate Luv」を運営する株式会社エワルエージェントを設立。LIFULL、週刊住宅タイムズ、ZUU onlineなどが主催するセミナーに講師として登壇するほか、書籍、メディアなどにも数多く記事掲載の実績豊富。「不動産投資の女神チャンネル」のYou Tubeチャンネル運営、「みんかぶ不動産」のプロデューサーを務めるのと同時に、自社では「Insurance Luv」「M&A INFO」など他分野メディアの運営もしている。

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