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松山英樹がお手本!? フェアウェイウッドのシャフト選びはドライバーと一緒でいいの?

ドライバーのシャフトは決まったが、フェアウェイウッドのシャフトセッティングは何を基準にしてどう選べばいいの?ゴルフステージ成城のクラブナビゲーター・吉田朋広氏がズバリ答えます!

フェアウェイウッドに装着するシャフトはドライバーと同じシャフトでいいのか?FW専用のシャフトがいいのか?ドライバーと同じ重さがいいのか?悩むところだと思います。

メーカーのラインナップにたとえば、フジクラ「スピーダー」シリーズのように、ドライバー用のシャフトに合わせたFW専用シャフトが用意されている場合は、ドライバーシャフトをもとにFWに必要な要素(打ち出し角度など)を考慮して設計されているので、ドライバーシャフトと違和感のないマッチングが可能ですので装着して間違いはないと思います。

プロゴルファーのFWのシャフトに目を向けて見ると、ドライバーのシャフトと同じ銘柄のシャフトをFWに装着している場合が多く見られます。プロの場合、ドライバーとFWのシャフトの振り感を統一してインパクトでの安定性を求めますので、ドライバーと同じシャフトか、特性が近いシャフトを装着する場合が多いです。
記憶に新しいところだと、ソニーオープンインハワイでの松山英樹選手の優勝を引き寄せたと言えるプレーオフ2打目の3Wでのショット、松山選手の3Wにはドライバーと同じグラファイトデザインの「ツアーAD DI」(ドライバーは80グラム台3Wは90グラム台)が装着されています。

画像: 松山英樹は3Wと5Wにもドライバーと同じシャフトを装着している(写真は2022年ソニー・オープン・イン・ハワイ 撮影/Blue Sky Photos)
松山英樹は3Wと5Wにもドライバーと同じシャフトを装着している(写真は2022年ソニー・オープン・イン・ハワイ 撮影/Blue Sky Photos)

とくにプロの使用率の高いグラファイトデザインの「ツアーAD DI」 、「ツアーAD PT」、三菱ケミカル「Diamanaシリーズ」等はドライバーと同じシャフトをFWに装着して愛用している選手が多いシャフトです。
最近ではフジクラ「 VENTUS シリーズ」や三菱ケミカル「TENSEIシリーズ」等の比較的新しく投入されたプロ・アスリートゴルファー向けのドライバーシャフトのFWへの装着も目立つようになりました。
これらのシャフトはドライバー用でもFWに装着してもドライバーと同様の安定したシャフト挙動が特長ですのでマッチングもよいと思います。とくに先端部の設計は剛性がしっかりしていて安定するシャフトが多く、インパクトでヘッドにしっかり当てやすく、ミート率のアップはもちろんバックスピン量や打ち出し角度が安定します。ドライバーよりもヘッドサイズが小さいFWですが、振り感も違和感のないマッチングが可能です。

人気のドライバーシャフトをFWに装着して検証

今回、数多くあるドライバーシャフトの中からピックアップしたのはフジクラ「SPEEDER NX 60」のフレックス S。女子ツアーでも人気でアマチュアゴルファーの使用も増えているシャフトです。
メーカーカスタムクラブFWにも採用されているドライバーシャフトはFWとのマッチングでどのような感じに仕上がるのか検証してみました。
フジクラ「SPEEDER NX」の前に発売されている歴代のフジクラ「SPEEDER EVOLUTION」シリーズにはドライバーシャフトとは別にFW専用モデルがラインナップされていましたが、「SPEEDER NX」にはFW専用シャフト存在していません。
いちばん気になるシャフト重量の変化ですが、今回検証する「SPEEDER NX 60 S」を一般的な5Wのレングス42.5インチにカットした場合、カット分の重量は約8グラム。
硬さの変化も気になるところですが、シャフトのバット部分を5Wのレングスまでカットすると、手元側がかなり硬くなりそうなイメージがあると思いますが、実際振った感じの切り返し時のイメージはあまり変わりません。
先端部の挙動もドライバーに装着した時と同様、やや捕まり系の動きがありながらもインパクトでは安定感があります。この事からドライバーシャフトをFWに装着してもほとんどの場合シャフト自体の特性は大きく変化しないので本来のシャフトイメージはあまり変わらないと思います。
とくに「SPEEDER NX」の場合はドライバーからの流れでFWにシャフトをマッチングさせてもフィーリング的にも性能的にも違和感のないマッチングが可能でした。
シャフト重量は振り感を優先して考えてもほとんどの場合は3W、5Wまではドライバーと同じ重量でいいでしょう。
では、どのドライバーシャフトでもFWに装着してもいいのか?と言われると、合わない物もあります。とくにシャフトの手元側に特殊な構造や素材を使っているシャフトはバット部分のカット量が多くなると本来の設計が変わりシャフトの印象が大きく変化する物があるので注意が必要になると思います。
知識のあるクラフトマンに相談の上、装着の判断をするのをオススメします。

ツアーAD「DI」、「PT」、「ディアマナPD」、「ディアマナTB」シリーズ、「TENSEI」シリーズ、「VENTUS」シリーズなどはFWに装着しても違和感なく使える
ツアーAD「DI」、「PT」、「ディアマナPD」、「ディアマナTB」シリーズ、「TENSEI」シリーズ、「VENTUS」シリーズなどはFWに装着しても違和感なく使える
出典:みんなのゴルフダイジェスト

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