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LEXUS MEETS...で出合う日本のデザイン/香りを着脱できるアクセサリーRE・LEAF「kaori wear」

東京・日比谷にある、LEXUS MEETS...。気軽にLEXUS(レクサス)ブランドに触れ、クルマをより身近に感じていただくことを目的とした、展示、カフェ、試乗体験が一体となったスペースです。その展示エリアには、レクサス車のほか、レクサスが大切にする価値観と共鳴する日本各地のブランドの商品が数多く展示されていることをご存知でしょうか。今回はその中から「kaori wear」をご紹介します。

Text:Misa Yamaji(B.EAT)

レクサスブランドに共鳴する日本の匠の技に出合える

細部へのこだわりに、美しいデザイン。高いモノづくりの技術による最高の品質はもちろん、革新的でどこにもないオリジナリティ……。そんなレクサスと親和性のある、確かな技術で選りすぐりの品を作っている日本の企業の商品を独自にピックアップし、展示をしているLEXUS MEETS...。

MEETSスタッフの大石有紗さん(左)、慶保直子さん(右)。

「ここを訪れて下さるお客様にレクサスの世界観をより幅広く多面的に伝える、という思いから展示を行っています」。と語るのは、MEETSスタッフの大石さん。

ここでの展示はお客様にも好評だと言います。「クルマとは直接関係のない、こうした素晴らしい製品を展示して、間接的にレクサスというブランドに興味をもっていただくのはユニークな試みでしょう。私たちがハブとなり、こうした商品からレクサスに新たに興味をもっていただけたら、また逆に、クルマに興味を持った方が、こうしたまだ知られていない物作りに興味をもっていただけたら嬉しいですね」と話してくれました。

さて、これらの展示商品はどのように選ばれているのでしょうか? 大石さんによると、先ずはレクサスブランドとの親和性があること、そして、日本が誇る職人の技術で作られており、かつ革新的な商品かどうかで選定しているのだとか。

現在展示されているのは、7ブランドの商品。その中の一つ、株式会社RE・LEAF(レリーフ)の“kaori wear”も、日本の職人がひとつひとつ丁寧に手作りで製造し、細部まで徹底的に追求するモノづくりへの姿勢や、そこから生まれてくる感性に訴える商品がレクサスと共鳴すると感じ、展示に至ったそう。

今回、その“kaori wear”の開発者、古賀 剛さんにお話を伺うことができました。

“香りを纏う(まとう)”をコンセプトに開発されたRE・LEAF(レリーフ)株式会社の“kaori wear”

香りの着脱を可能にした、世界に誇る町工場の技術

RE・LEAFは、創業6年。金属加工、木工などをはじめとする日本の職人の究極の技を活かし、“見る”“聞く”“香る”という五感に訴求する製品群を多数開発している会社です。

今回、LEXUS MEETS...に展示されていたのは、RE・LEAF が開発したkaori wearという、メタルのアクセサリーに、好きな香りを塗布し、身に纏うことができる画期的な商品です。シンプルで美しい形状は、どんな装いにも馴染みます。

「多くのメーカーは機能性の向上の追求のために技術開発に力をいれていると思います。弊社は、機能はもちろん、その先にある感性に訴える本能を揺るがすような商品を、日本が誇る技術を結集し、作っているのが特徴ですね」と代表を務める古賀さんは話します。

RE・LEAF(レリーフ)株式会社代表の古賀 剛さん

このkaori wearにしても、シンプルなフォルムのアクセサリーは、一見なんてことのないように見えます。けれど、この商品の凄さは、“香りを金属に吸収、定着させた”ということ。従来、金属の素材に香りを残すことは不可能でした。しかしそこに、最先端の金属加工の職人の技術を結集させ、特殊な加工を開発し、その不可能を可能にしたのです。

そもそも、金属のアクセサリーに香りを塗布する、という発想はどうして生まれたのでしょう?

「実は僕、SONYの社員だったのですが、ウォークマンが登場したときに本当に革新的な商品だと感動したんです。ウォークマンは家でしか聞くことができなかった音楽を外に持ち出して、より自由に楽しめるようにした商品です。その発想で、好きな香りを身体性から解放し、あらゆる場所で楽しめないか、と考えたことがきっかけでした。香水があるじゃないか、という人もいるかもしれないけれど、香水のように一度肌につけた香りは、取り外すことができない。シーンによって、香りがオン・オフできるようなものを作りたいと思ったのです」。

ひとつひとつ職人の手作業によって、加工されるkaori wear

金属の素材の美しさを活かしながら、香りを発生する仕組みをどうやったら実現できるか、試行錯誤を何度も重ね、ついに世界初の多孔質金属を用いた素材を開発。そうして、液体を吸着し、定着させ、揮発する素材を用いて香りを着脱できるバングルとリングが誕生しました。

「この素材は高い熱伝導率を持つので、素肌につけることで体温が伝わり、柔らかな香りが立ちます。僕が作る商品全般にいえるのですが、世界に誇る職人の技術で、機能的な“道具”ではなく、美しいくらしを彩る、人びとの心を豊かにできるような商品を提供したいんです」と古賀さん。

世の中には素敵な香りがたくさんあるのに、日本の香水の消費量は少なく、日本では匂いが敬遠される傾向があることを残念だ、とも思っていたそう。香りは文化や歴史でもあり、人の記憶にもつながるとても大切なエッセンス。kaori wearは、香りをシチュエーションによって、つけたり外したりすることを可能にし、人びとの暮らしに香りを楽しむ自由をもたらしました。

一度塗布した香りは、中性洗剤などで湯洗いすれば落ちるので、何度でも、違う香りをつけることができる。

そして、このkaori wearのユニークなもうひとつの特徴は、肌につけられないルームフレグランスやアロマオイル、ファブリック用のアロマウォーターなども塗布することができるということ。ユニセックスなデザインは男性のファンも多く、お気に入りのウイスキーやコーヒー、クルマ好きの方はエンジンオイルなどの香りを移して楽しんでいる方もいるのだといいます。

固定概念をとっぱらい、無限に広がる香りの世界から、好きなものを身につけられるということも、画期的。アクセサリーという“装飾品”を超えた、香りを身につけるためのツールともいえる、今までになかった商品なのです。

裏側にはメッセージなどの刻印もでき、記念日のプレゼントにもぴったり。

「この先100年、1000年と残る商品は、“工場”でなく“人”が作るものだと信じています。確かな匠の技からつながる人の心を震わす体験価値は、人の手触りが感じられるものなのです。僕はいつも、世界に誇る町工場の職人技で、世界初、世界一のモノづくりをしたいと思っています。僕たちが商品に込めた魂を受け取っていただき、こうした場に展示してくださることは、本当に光栄なことです」と古賀さんは話してくれました。

LEXUS MEETS...で出合える、こうした日本の技が光る商品は、半年に一回展示替えがなされます。現在の展示は10月ごろまで継続中。

気になるレクサスの試乗がてら、ぜひ知られざる日本の職人の技に触れてみてはいかがでしょうか。

LEXUS MEETS...(レクサスミーツ)
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷1階
電話番号:03-6205-7715
HP:https://lexustokyo.jp/file/special/99101/126/hibiya/index.html

kaori wearの商品詳細はこちら
RE・LEAF
http://www.releaf.co.jp/

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