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Digital Lifestyle
IoTテクノロジーが創る、
スマートライフ最前線。

ITテクノロジー全盛の現代で、快適な生活には「IoT」技術は欠かせない要素となっており、“ポストコロナ”、“アフターコロナ”と呼ばれるニューノーマルな次代においては、より重要視されるシステムです。そこで今回は、加速するIoT家電業界や住宅関連の斬新なスマートライフ・プラットフォーム、持続可能な社会を実現する新時代の住宅までドラスティックに進化し続ける最旬IoT事情を紹介します。

時代とともに拡大する国内IoT産業

IoT(アイ・オー・ティー)とは「Internet of Things」の略で、もののインターネット化のこと。1999年にイギリスの技術者であるケビン・アシュトン氏が名付けたといわれるこのシステムは、センサー機器や家電製品、住宅、車といった従来インターネットに接続されていなかったさまざまなものが、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組みです。

世界中に張り巡らされたインターネットは、あらゆるものがコミュニケーションするための情報伝送路になりつつある。

これまで埋もれていたデータがセンサーによって取得され、クラウドサーバーにアップロードされた後、それらのデータが特定のアルゴリズムに従って処理される。そして解析・判断された結果を人にフィードバックし、より高い価値や快適な暮らしを生み出すIoTは、日本では2016年頃から普及し始めました。

日本におけるIoT家電の先駆けとなったスマートスピーカーはもはや定番に。

AI(人口知能)を搭載した「Google Home」や「Amazon Echo」などのスマートスピーカーをはじめとした家電から、スマートフォンアプリで施錠・解錠が可能なスマートロックなどのセキュリティ関連製品、外出先から映像を確認し、遠隔操作できるペットの自動給餌器まで多様性と利便性が進化しつづけ、2019年の国内IoT市場におけるユーザーの支出額は7兆258億円になるまで成長を遂げました※。
※IDC Japan調査

新たな可能性を秘めたオンライン展示会

国内外のIT技術とエレクトロニクスの関連企業や団体、ユーザー企業が参加し、時代の最先端を走る最新技術や製品の発表・デモンストレーション、業界のトップランナーや要人による講演・セミナーなどを行うアジア最大規模の国際展示会が「CEATEC」です。

CEATECは毎年10月に幕張メッセで開催。写真はCEATEC 2019開催時のもの。画像提供:CEATEC運営事務局

2016年以降のテーマは「Society5.0」。CPS/IoTをキーワードに、多種多様な業界が超スマート社会に向けたテクノロジーを発信する場となっていますが、昨年度は新型コロナウイルス禍の影響による初のオンライン開催は、会期中の延べ来場者数が13万人を超え話題になりました。

CEATEC 2020 ONLINEはオンラインならではの新たな可能性を切り開いた。画像提供:CEATEC運営事務局

21回目の開催となる「CEATEC 2020 ONLINE」のスローガンは「ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC」。IT・エレクトロニクス、住宅、建設、医療、情報通信、ヘルスケアなど幅広い業種の事業者が一堂に会しました。自動車関連では、タイヤの回転により発生する力を効率よく電力へ変換しセンシングする装置や手や指を触れずに操作できるタッチレス操作パネル、スマートフォンをかざすだけでドアが開閉し、運転席に座るとドライバーの体格に合わせて自動で位置を調整する「デジタルキャビン」などの革新的な技術のデモ実演が行われました。

自動運転など、車に関するIoT技術も日々進化している。

新時代のスマートライフの鍵は“オートメーション化”

「CEATEC 2020 ONLINE」では、住宅関連企業のパンデミック下におけるニューノーマルな暮らしに対応したさまざまなスマートホームの最新技術の展示が目立ちましたが、その分野で注目したいのが不動産テックコンサルタントの株式会社アクセルラボが提供する「SpaceCore」です。

SpaceCoreは、業界最多の15種類以上のデバイスとつなぎ、進化した暮らしを叶えるスマートライフ・プラットフォームです。例えば外出先からこどもの帰宅時に合わせた照明の点灯や温度や湿度を検知するセンサーとエアコンなど複数機器を連携させて「リモコン代わり」ではない、シーンに合わせた“自動”による好みの環境作り、夜の寝室におけるカーテン閉めと照明ONの同時作動など、オートメーション化で利便性を追求します。

SpaceCoreではドアや窓の開閉を検知するセンサー(左)やアプリや音声で施錠・解錠できるスマートロック(中)や自動で開閉できる電動カーテン(右)などの機器がコントロールできる。

さらにスマートフォンが「鍵」や「防犯カメラ」、「警報機」となるセキュリティツールや、宅配クリーニングや家事代行といった生活サービスとの連携など、すべてを一元化しクラウドサービスやアプリケーションとして提供するサービスは現在16,000戸が導入し、その実用性の高さは次世代スマートライフにおける旗手となっています。

SpaceCoreは住宅メーカーとのコミュニケーションツールとしても利用できる。

また、トレジャーデータ株式会社が展示した“2030年のコネクテッドハウス”を標榜するコンセプト住宅プロジェクト「OUTPOST」は、まさに近未来そのもの。複数のパートナーメーカーそれぞれの最新技術と5G通信で複数のデバイスから生活データを高精度で収集・管理することによって、例えば山頂など電気や都市ガス、水道といった既存の生活インフラとつながっていない環境でも空調が最適化されています。温かいお湯でシャワーが浴びられるなど、オフグリッド型の暮らしを創出。空間全体がセンサーになってネットワークに常時接続し、有事の際に察知して通報するなど、都市部でなくても安心安全が担保されたコネクテッド住宅で、より豊かで持続可能な社会の実現を目指しています。

OUTPOSTは各分野の最新技術をフィジカルとデジタルの両面で融合した、新しいモジュール型の住環境ソリューション。

進化しつづけるIoTテクノロジーは、未体験の快適なスマートライフという未来を約束してくれます。

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