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グランピングの誘い
優雅なグランピング体験を彩る、アメニティのこだわり
大自然の中で過ごすキャンプの醍醐味を味わいながらも、ホテルステイの快適さを享受できるグランピングは、近年人気の宿泊スタイル。なかでも東京・奥多摩にある「Circus Outdoor TOKYO(サーカスアウトドア東京)」は、アメニティやインテリアのセレクトが秀逸で、感度の高い大人をも満足させてくれます。
text /Akemi Furuta
photo / Circus Outdoor TOKYO
アンティーク家具にペルシャ絨毯
テントの中とは思えないインテリア
テント設営や火起こし、食事作りなどのわずらわしさから解放され、グラマラス(魅惑的)なキャンピング体験ができるグランピング。一説によると、そのルーツはアフリカにあるといわれます。かつて欧米の富裕層は、ハンティングをするためにアフリカを訪れ、アンティーク家具やペルシャ絨毯で彩られた豪華なサファリロッジに滞在していたとか。そんなグランピングの源流を感じられるのが、東京・奥多摩にある「Circus Outdoor TOKYO」です。
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テント内には、世界中から買い付けた優美なアンティーク家具が配され、まるで1900年代初頭にタイムスリップしたかのよう。テントの内装は、「THE GLOBE」や「MF6」といった名立たるアンティークショップと一緒にコラボレーションしてデザインしています。目利きが選んだ上質なインテリアに囲まれながらも、布一枚へだてた外にはサルやカモシカのすむ森が広がり、冒険旅行の気分を味わえます。
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人と環境へのやさしさに配慮した
サステナブルなバスアメニティ
別棟にあるバスルームもまた、アウトドアであることを忘れるほどエレガントな空間です。時間制で貸し切りでき、石造りの大きなバスタブでゆっくりとからだを温められます。
そして、特筆すべきはアメニティへのこだわり。施設の副代表・田中シュナイダー茜さんは、「からだにも、環境にもやさしいことを重視してセレクトしています」と話します。
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バスルームに並ぶのは、東京・恵比寿のリラクゼーションサロン「the CLEANESS(ザ クリーネス)」のスクラブや、「THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)」の精油ヘアケア、完全無添加の洗顔料「お顔のせっけん」といったアメニティの数々。高級コスメの知名度に頼るのではなく、ブランドポリシーや成分をきちんと吟味し、納得できるものだけを取り入れていることが伝わるラインナップです。
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なかでも注目したいのが、「the CLEANESS」が開発したクリスタルクラブ。3億年かけて結晶化したヒマラヤのクリスタルロックソルト(岩塩)や、心身を浄化する水晶パウダー、精油、ハーブピールなどが配合されており、洗いあがりの肌はつるつるに。大地と植物のパワーで肌をデトックスすることができ、女性だけでなく男性にもおすすめです。
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お風呂あがりには、バスタオルのやわらかな肌触りにも驚くことでしょう。最上級の客室に宿泊すると、世界の一流ホテルも採用する「マイクロコットン」のバスタオルが用意されます。ふんわりとボリュームがあり、使い心地がよいのはもちろん、環境や働く人に配慮したサステナブルな工場で作られている、というエピソードにも心惹かれます。
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一日の締めとなるお休みの際には、もっとも心地よいベッド環境で就寝することができます。New コアラマットレスでは、振動を吸収するゼロディスターバンス技術により、寝返りや立ちあがった際などの振動が伝わりづらく、隣で寝ているパートナーやお子さま、ペットに邪魔されることなく、朝までぐっすり眠ることが可能です。
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このような、時代に即したサステナブルなアメニティと出合えるのも「Circus Outdoor TOKYO」ならではの魅力。シュナイダーさんいわく、常にアンテナを張って「人にも環境にもやさしい」製品を探し、アメニティとして積極的に取り入れているそうです。東京の秘境・奥多摩で、最旬のサステナブルにふれてみてはいかがでしょうか。
【ご予約・お問い合わせ】
Circus Outdoor TOKYO住所:東京都西多摩郡奥多摩町川野290-1
定休日:火曜
E-Mail:info@circusoutdoor.com
http://www.circusoutdoor.com