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ウェッジのロフト角は何度がおすすめ? グリーン周りで大きなミスになりづらいロフト角というものがある!?

「ロフト何度のウェッジを入れればいいんだ!?」とゴルファーを悩ますウェッジのロフト問題。ギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人が、こんな考え方もある、というヒントを教えてくれた。

自分なりの距離感をイメージをしやすいロフト角がある

クラブフィッター小倉です。今回は、グリーン周りのアプローチについてです。先日、編集者の方との雑談でこんなお話になりました。

「グリーン周りのアプローチで、最も大きなミスになりづらいロフト角って何度だろうね?」。

なかなかの難問です。正直、一番練習したウェッジ!というのが、答えなのかもしれませんが、それではつまらないので、自分なりにロフト角で考察してみました。

「適度なキャリーと転がりを打てるロフトのウェッジは大きなミスが出にくいと思います」と小倉氏は語る(写真はイメージ)

グリーン周りで使われることの多いクラブは、よほどの悪条件でない限り、48~58度のウェッジが多いでしょう。なかには7~9番アイアンで転がすゴルファーもいらっしゃると思いますが、これは、グリーン手前から距離感を出すのに結構な練習量が必要です。

56~58度、いわゆるSWも高く上がる半面、やや振り幅が大きくなりますし、打点が安定しないとスピンの強弱で距離感が合わなかったり、ダルマ落としで飛ばなかったりと難易度は高いです。

59度以上のいわゆるロブウェッジは、特殊な環境で活躍するエキストラウェッジ。使用するのにテクニックがいるので、こちらも候補から外れます。54度前後のウェッジは、あまり多くはないですが、どちらかといえば、SWの部類に入ると私は思います。56~58度よりは、安定はすると思いますが、いちばんやさしいかといえば、ちょっと違うでしょう。 

残りは48~53度。だいぶ絞られてきました。グリーン周りのアプローチで、個人的に思い描くボールが飛んでいくイメージは、下手投げでボールを投げた時のイメージです。それに最も近い弾道を描いてくれるのが、私の場合は50度でした。これはそれぞれが思い描く、弾道イメージによって変わってきますし、打ち方によって、高さやボールスピード、キャリー、転がる距離などが違うので、50度が一番!とは言えません。とはいえ、多少の差はありつつも、適度なキャリーと転がりを打てるロフトのウェッジが、大きなミスをしにくいということは、誰にでも当てはまるかな、と思います。

もちろん100点を取るためのウェッジは、状況によって毎回変わってきます。ですが、大きなミスをしづらい、赤点を取らないウェッジとなると、このあたりのロフト角になるのではないでしょうか。ピンがあまり手前ではなく、転がせるスペースがあるのなら、48~50度がおすすめです。人間が何気なくポイっと投げた時のボールの飛び方に近い弾道が打ちやすいので、距離感をイメージしやすい、と思いますよ。

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