Car

“軽快なフットワーク”を支える相棒としてのクルマ
私がLEXUSに乗る理由〜個性派オーナーが語る「LEXUSのあるライフスタイル」/LEXUS LBX×石塚奈帆美氏

LEXUSに乗る人のライフスタイル、クルマへの想いを紹介する本連載。今回は、食品輸入商社創業者の石塚奈帆美氏に話を聞いた。幼少時から海外の“本物”に触れて育ち、フランス在住時はMT(マニュアルトランスミッション)のハッチバックでパリを駆け回り、帰国後はLEXUSを乗り継ぐ、その華麗なるカーライフスタイルに迫る。

Text:Ken Sudo
Edit:Shigekazu Ohno(lefthands)
Photo:Takao Ota

コンパクトで運転しやすいクルマ

早朝の東京ミッドタウン、ザ・リッツ・カールトン東京の車回し。水晶のような白い輝きを放つソニッククォーツカラーのLEXUS LBXからひらりと降り立ったのは、石塚奈帆美氏。もう15年以上、会員となっているスパでのリラクゼーションやビジネスあるいは会食の目的などで、このホテルに足繁く通っているという。

LBXは1.5リットル直列3気筒エンジン+ハイブリッドシステム搭載。顔馴染みのドアガールに笑顔で声をかける。

石塚氏はヨーロッパを中心に世界中を旅して食品を買い付ける食品輸入商社を創業し、日本シャルキュトリ協会の副会長も務める。シャルキュトリとは、フランス語でハム・ソーセージなどの加工肉製品を意味し、ワインやチーズと同じく欧州の食文化の根幹を成すもの。石塚氏は長年、その輸入と普及活動に携わり、日本の食生活をより豊かにすることに貢献してきた。そんな彼女の日常のフットワークを支える存在となっているのが、LEXUS LBXだ。

「幼少期からフランス文化に親しみ、20代の頃にはフランスのベルサイユやパリに住んでいました。現地ではもちろん、さまざまなクルマに乗りました。コンパクトなマニュアルのハッチバックが多かったですね。パリは狭い道が多いので、小型車でないと動きにくいんです。おかげで運転も駐車も上達しましたよ。混雑具合がカオスなことで有名な凱旋門下のロータリーも、今でもスイスイ走り抜ける自信があります(笑)」

そして帰国後。輸入車のセダン、クーペを数台乗り継いだあとに出合ったのがLEXUSだったという。

「欧州車はスタイリッシュだったけれど故障が多かった。日本の気候に合わないという理由もあったのでしょうが、電気系のトラブルが起きたり、窓が落ちて上がらなくなったり――。辟易させられて、乗り換えたのがLEXUSでした。

思い返せば、ISを2台とRCを経て、その次がSUVのNX、そしてLBXと、今日までずっとLEXUSを乗り継いでいます。トラブルは皆無です。もうあまり人を乗せないし、用途としては都心のお店やレストラン、百貨店、ホテルを訪れることがメインなので、だんだんと小回りが利くクルマを選ぶようになってきました。SUVはシートの座面位置が高く、視界がいいのが魅力です」

石塚氏がアドバイザーを務める、新宿区神楽坂にあるシャルキュトリのセレクトショップ「MAISON T」。イートインもできるカウンターがあり、店長と楽しく食談義を交わす。
石塚氏は商品選定・陳列から店舗運営のアドバイス、商品パッケージのイラストやデザインまで幅広く手がけている。

LBXは、フランスの高級ブランドのスニーカーにインスピレーションを得てデザインされたといわれている。そのことを伝えると「それは知らなかった。でも、私にとっても、まさに軽やかでクオリティの高いスニーカーのような存在ですね。フットワークよくどこにでも気軽に行けるオシャレなクルマ。“これ見よがし”でないから、普段使いできるところもいいですね」と語ってくれた。ちなみに石塚氏自身も、“これ見よがし”ではないクワイエット・ラグジュアリーの代表格といわれるイタリアのブランド「ブルネロ・クチネリ」の愛用者。この日の、カジュアルながら上品さと上質さにあふれたコーディネートからも、彼女の審美眼の高さを窺い知ることができた。

クオリティの高さ、“本物”感も重視

クワイエット・ラグジュアリーを知る石塚氏は、LBXのデザインやクオリティの高さも評価している。「一番気に入っているのはインテリア、内装のしつらえです。シートやドアトリムのデザイン、タン・カラーのレザーの色味や質感、素材感、手触りがとてもいい。どこか、フランスのラグジュアリー・ブランドのバッグにも通じるものがあります」。

インテリアカラーは“サドルタン”を選択。「シートやドアトリムに入る精緻なステッチが見事ですね」

石塚氏は、イギリス製の生地で仕立てたスーツを着こなす父親と、美食・料理を愛する母親のもとで育った。

「恵まれた環境だったなと思います。『俺は“つるし”の服は着ない』と、父は言っていました。シャルキュトリも食卓に上がったし、フランス料理レストランにもよく連れていってもらった。その流れで、自然にフランス人の人脈ができました。食品バイヤーの仕事を始めるきっかけは、フランス語通訳としてジョエル・ロブションさんをはじめとするフランス人シェフたちと知り合いになり、日本に入っていない食材の輸入をしようと思い立ったこと。生活環境を通じて、世界の“本物”を知る機会を与えてくれた両親に感謝しています」

Lexus International Co.の渡辺剛プレジデントは、イタリア・ミラノで開催されたLBXの発表イベントで「LEXUSは本物を知る人が最後にたどり着くブランドでありたい。本物を知る人が、必ずしもハイエンドの高級車に乗るかというと、やはりそんなことはなくて、本当に『ほっ』としたい時間とか自分の素に戻るような時間、気軽にちょっとクルマで出かけたいなと思ったときに乗れるクルマをLEXUSでも欲しいねと実現したのがこのクルマです」と述べている。

そのことを伝えると、石塚氏は「我が意を得たり」の表情で深く頷きながら、こう話してくれた。

「見るからに高価そうなクルマは、私の好みではありません。それに大きなクルマは、私にとってはショーファーに運転していただくもの。私は自分自身で使って、きちんと評価したい性質なので、クルマも基本は自分で運転したい。LBXは、そんな私にぴったりな選択肢だったんです。“フィット感がある本物”とでもいうのかな」

神楽坂のフレンチレストラン「ルグドゥノム ブション リヨネ」のオーナーシェフ、クリストフ ポコ氏とは長い付き合いの仕事仲間。お店に立ち寄り情報交換していると、共通の知人が通りがかってご挨拶。

LEXUSを愛車にするようになって以来、クルマ自体の性能や信頼性に加えて、販売店のサービスのクオリティの高さにも感銘を受けているという。「まず、クルマ自体がとにかく壊れないし故障しない。ハイブリッド車になってからは、燃費もさらにいい。販売店の対応もとても丁寧です。まめに連絡をくれるし、サービスデスクに依頼すれば、たいていのことはすぐに対処してくれる。おもてなしのレベルは“ザ・リッツ・カールトン並み”といったら、褒めすぎかしら」

日本の街角によく似合う“小さな高級車”。

「LBXは、今の私にベストマッチのLEXUSです。納車されて約1年半経ちましたが、まったく飽きることがありません。ハネムーンはまだまだ続くと思います」。最後にそう言って笑った石塚氏。神楽坂の街を走り去っていくLBXの姿は、彼女自身のように爽やかで、スマートだった。


石塚奈帆美氏

バスク豚、ヴォースーラメール、シャラン鴨などを扱う食品輸入商社の創業者。日本シャルキュトリ協会副会長。
フランス農事功労賞受賞。

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