Japanese resort
南木曽で味わう極上体験
一日一組限定のプライベートリゾート

伝統とモダンが、木曽の山中で静謐に出会う

その宿は、木曽の山中にあります。江戸時代に建てられた大きな古民家をリノベーションし、伝統が育んだ日本建築の良さそのままにモダンなエッセンスを丁寧にバランスして上質なホテル空間へと昇華させた「Zenagi」。美濃と木曽の国境、名古屋から訪れると山深き木曽路が本格的に始まる日当たりのいい森の傍ら。静けさが心地いいのどかな田園風景に映える清楚な宿の佇まいに、約束された寛ぎの時間を感じて旅路の疲れも雲散霧消します。

国土の約7割が森林であるこの国は、木の国でもあります。木とともに生きてきた人々が、長き歴史の中で木を暮らしに取り込む知恵を大切に育んできました。そんな山あいの中でも青森のヒバ、秋田のスギと並んで、木曽はヒノキに代表される日本三大美林のひとつ。

この地は深く豊穣な山林から谷筋を清冽に流れる木曽川を通して名古屋へと木材を供給する要衝の地であっただけでなく、“木地師”と呼ばれるろくろを用いて木からお椀やお盆を作り出す職人を輩出してきた工芸の里でもあります。

そんな伝統の技を、Zenagiではインテリアやカトラリーとして現代の息吹で蘇らせながら、土地の記憶をカンフォタブルに味わう体験を生み出しています。

中でも大切にしているのが、ストーリー。江戸時代から建屋を支え続けるどっしりとした重厚な柱に梁。木曽の材木で木曽の職人が作ったオリジナルチェア。馬小屋だった木材を再生させたテーブルには中津川の銅のあしらい。スギの床は漆でコーティングされ、当地が誇るヒノキは颯爽と浴槽に。

この地の農閑期は紙漉きと養蚕が盛んだったことから、当地の和紙が壁には織り込まれ、蚕を飼っていた箱は寝室のサイドテーブルへ。宿で寛ぐ時間はすべて、連綿と続いてきた人々の営みの物語に包まれていて、穏やかな安心感に抱かれるのです。

テーラーメイドで生み出される、最高の休日

一日一組という安心感の中で、寝室は3部屋あってエクストラも加えると12名まで宿泊できるとともに、専任のバトラーがついて旅のホスピタリティを上質かつフレンドリーに高めてくれます。

食事は要望に合わせて森のキノコや山菜や無農薬野菜、クマやイノシシ、鹿のジビエなど選りすぐった旬の地の素材を繊細に用いながら地産地消で供される心身に優しいフレンチ。

さらに特筆すべきは、旅前からバトラーがコミュニケーションを取り、趣向や目的に合わせてこの地で出会ってみたい南木曽ならではの体験をフルコーディネイトしてくれるという充足感。

ストーリーテラーとして木曽にしかない自然と文化の奥深い価値をバトラーがONE on ONEで旅の体験へと仕立ててくれるオンリーワンな歓びは、普段の街を後にするのに充分な理由となりえます。

峻烈な木曽川本流のダイナミックな川下りやその渓流へと分け入って“アルプスの天然水”の中で遊ぶリバー・リトリート体験、竹林ビーチでの禅体験やプライベートランチ、山間地ならではの満天の星空観賞、モーター・パラグライダーでの空中散歩、中山道の宿場町・妻籠のハイキング、木地師の里での蒔絵作り、御嶽山のトレッキング……。

日本の里山を心身でビビッドに味わう色とりどりに用意される体験の希望を、バトラーが直前まで懇切丁寧にヒアリングして、興味関心や家族構成、天候予想などまで鑑みながら最適なプランを組み上げてくれる、テーラーメイドな旅。

全天に広がる星空を見たいと言えば、現地の気象を読み込んで2泊目の方がベターだから、お好きな宿場町散策は初日の午後に準備しておきましょう、と世界で一つのトラベル・エクスペリエンスを細やかにプロデュースしてくれます。

それも、バトラーが抱く日本の美しいカントリーサイドのファンになってもらいたいという想いから。そんな想いとともに自然と文化の織りなすストーリーを五感で堪能する体験が、旅の記憶をかけがえのないものへと昇華させてくれます。

案内してくれるのはその道のプロフェッショナル。この国のバックカントリーの豊饒さを全身で体感する、旅路。その道のりは、必ずや穏やかな笑顔で彩られていることでしょう。

100年後の日本を作る、という志で全国を訪ね、南木曽という土地のポテンシャルと響き合って生み出されたプライベートリゾート「Zenagi」。日本の田舎こそ最高にラグジュアリーという想いが、微に入り細に入り隅々に至るまで美しく体現されています。

山の国であり、匠の国であり、自然と文化が織り成す物語はシンプルのようでいてどこまでも奥深い。そんな木曽の懐へとステアリングを握って、心地いいワインディングをかけがえのない人と駆け抜けながら、モダンにデザインされた上質な日本のふるさと体験とダイレクトに出会う。そんな唯一無二の旅路が、あなたの訪れを待っています。