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画像協力:SBIアートオークション

Art auction
今、知っておきたい
話題のアートオークションの本当の姿と活用術

バンクシーの作品が1億5000万円で落札され、直後にシュレッダーで断裁されたニュースをご覧になった方も多いはず。あの現場こそがオークションハウスであり、アートオークションが繰り広げられる舞台です。ここでは、アートアートオークションのシステム、醍醐味、楽しみ方をお教えします。

家時間を豊かにするアートという選択肢

家で過ごす時間が増えた昨今、住空間をより豊かなものにしたいと思う方は少なくないのでは? ストリーミングでのエンタメ視聴やお食事にコストをかけて楽しむという手もありますが、心から豊かになる秘策があるのです。それは、アートを取り入れるということ。殺風景だった壁に絵画を飾ることで生まれる彩りのある空間は、日々の生活にリズムを与えてくれるはずです。では、いかにしてアートを手にすればよいのでしょう。ギャラリーを巡る、コレクターから譲り受ける……。アートとの出会い方は様々ありますが、近年脚光を浴びているのは、アートオークションという存在です。

英国から広がったオークション文化は多様化へ

画像協力:SBIアートオークション

アートオークションとは? この素朴な質問に答えてくれるのは国内外のギャラリー、オークションハウスと太いパイプをもち、アートコレクターが厚い信頼を寄せるアートディーラー『CURIO(キュリオ)』の代表・渡木(とねぎ)章浩さん。アートシーンを間近で見続け、多くの取引に携わってきた渡木さんにオークションの成り立ちから教えていただきました。

「オークションの起源には諸説ありますが、1700年代中盤にイギリスでSotheby’s(サザビーズ)やChristie’s(クリスティーズ)といったオークションハウスが登場したことで広がりを見せます。扱うアイテムは美術品のみならず、宝飾品や骨董品、車や不動産など多岐にわたりますが、総じて言えるのは、一般的なマーケットでは値付けがしづらい品々であるということです。

つまり、一部の人にとっては大枚をはたいてでも入手したいアイテムに対し、買い手側が価値を決めて売買するのがオークションならではのシステムです。オークションには入札の場であるオークションハウスが欠かせませんが、オークションハウスは専門家を抱えている点もポイントです。大手検索エンジンが運営するネットオークションを利用したことはありませんか? あのネットオークションは不用品を売買するのが一般的ですよね。

一方でオークションハウスでは専門家が少なくとも2、3人は入札するだろうと判断したアイテムしか扱いません。言い換えれば審査を経て、一定の価値があると判断されたアイテムだけが出品されるのです。当然、真贋鑑定も行われているので、贋作を摑まされることはまずありません」

バンクシー作品を検品する渡木さん

「日本国内で言えば、アートオークションの盛り上がりはここ1、2年が顕著ですね。要因は様々ありますが、アートが投資対象として認識され始めたことの影響は大きいと感じています。欧米ではすでに浸透していたアート投資のマーケットが日本、そしてアジアに広がったことで、世界的に取引は活性化しています。抽象画など難解な作品ばかりではなく、Banksy(バンクシー)やKAWS(カウズ)などカジュアルでわかりやすい作品に注目が集まっているのも、マーケットが広がり、多様化していることを象徴していると思います」

ハードルが高い一方、アートオークションは初心者にこそおすすめ!?

CURIOが顧客に向けて定期的に発行しているマーケット情報、セール情報など印刷物

さて、多様化したアートシーンにおけるアートオークションの醍醐味や注意点、上手な利用方法とは? 引き続き渡木さんの解説に耳を傾けてみましょう。

「オークションはタイミング次第で目当ての作品を安く買えるのが魅力です。一方で入札相手の動向や、会場の盛り上がりによっては価格が高騰するケースもあります。また、オークションハウスでの取引では落札価格に対して手数料が上乗せされること、海外のオークションハウスであれば輸送コストや関税、保険料など知っておくべきことが多く、初心者にはハードルが高いでしょう。またコンディションの確認も経験を積まないと難しいものです。だからこそ我々のようなアートディーラーがサポートもします。ただし、日本のアートオークションであればきめ細やかに対応してくれるので挑戦してみてもよいでしょう」

アートオークションはハードルが高い部分もある……。気落ちしてしまった方へ向けて渡木さんは有意義な助言をくれました。

「初心者がアートオークションで高価な品物をディールすることは、やはりおすすめしません。ですが、アート初心者にこそアートオークションをおすすめしたい側面もあります。というのも、アートオークションであれ、ギャラリーであれ、プライベートセール(個人コレクションの売買)であれ、自分の好みのアーティストや作品に出会うために必要なのは多くの作品に触れることなんです。その点、アートオークションのプレビューと呼ばれる下見会ではオークションハウスにより価値が約束された多くの作品を気軽にご覧いただけます。さらにプレビューでは落札予想価格も確認できるので、相場を知るチャンスにもなります。アートオークションで落札される作品のなかには数万円~数十万円といった手を出しやすいものもありますから、初心者の方は多くの作品を見て、好みに合った比較的手頃な価格帯の作品でデビューしてみてはいかがでしょう。アート作品を家に飾れば、作品を眺めるたびに想像力が掻き立てられ、生活が豊かになるはずですよ」

自宅を、お気に入りの空間をさらに豊かなものへと引き上げるアート作品たち。ご自身のアート経験値に合わせ、アートオークションを活用してみてはいかがでしょう。

CURIO
問い合わせ:0120-840-807
https://curio-w.jp/
SBIアートオークション
https://www.sbiartauction.co.jp/

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