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Spring 2026号 掲載記事

LEXUSのBEV(電気自動車)で旅するサステナブル ニッポン
港町 横浜の“新旧の魅力”に出合うドライブ旅へ

よりよい未来を目指すための海図や羅針盤を手に入れる。
よりよい未来を生きるためのエナジーをチャージする。
変化に柔軟であると同時に、変化せずに守ることも時に必要。
そのバランスの見極め方を教えてくれるドライブ旅へ。
よりよい未来へと針路を取るための旅を、この開国の地で。
日本が誇る港町・横浜をドライブすることの意義は深い。

Photo/Takao Ota
Text/Kiyoto Kuniryo
Edit/Shigekazu Ohno(lefthands)

古きよき時代の横浜を象徴するホテルニューグランド。カフェの赤いオーニングや上階のアーチ窓など、西洋風の建築意匠が異国情緒を醸しだす。
環境に優しいBEVに乗って
歴史が薫る港町 横浜を訪ねるドライブ旅へ
今回の旅に連れ出したのは、新型として生まれ変わったLEXUS RZ550e“F SPORT”。

東京ミッドタウン日比谷の「レクサス充電ステーション」を出発した「RZ550e “F SPORT”」は、豪華客船や貨物船が行き交う“横浜の海のメインストリート”を越えていく道筋を選択。すなわち、鶴見航路に架かる「鶴見つばさ橋」、横浜国際航路を跨ぐ「横浜ベイブリッジ」を駆け抜けて横浜へ。大黒ふ頭I.C.で高速を降り、京浜運河に架かる「大黒大橋」の袂からふたつの橋を見上げたあと、横浜ベイブリッジ下層の国道357号経由で本牧を目指すのも、心躍るアプローチとなる。

左:鶴見つばさ橋。右:大黒大橋。

この横浜への旅では、「港町の精神性」に想いを巡らせるためのアプローチを選んでみた。東京から首都高速道路湾岸線を横浜方面に向かうと現れる「鶴見つばさ橋」は、1994年に開通している。逆Y字型の主塔とケーブルが織りなすフォルムは、まるで巨大な鳥が力強く羽ばたいているかのようだ。その数分後に姿を現すのが「横浜ベイブリッジ」。横浜の玄関口にシンボルを架けようとする計画が1960年代に始まり、1981年に着工され、1989年に開通した。ふたつのH型主塔とそこから張り出したケーブルが、横浜の空に叡智な橋梁工学のリズムを刻んでいる。

この「鶴見つばさ橋」と「横浜ベイブリッジ」を支えている橋桁部分を見比べると、大変興味深い。前者はヨーロッパ式(箱桁)で耐風性に優れながらもスレンダーなスタイルを誇り、後者はアメリカ流(トラス桁)のどっしりとしたスタイルが際立っている。海を駆ける湾岸線の中で、ヨーロッパ式とアメリカ流が見事に競演しているのだ。そこにも、開港以来の横浜のあり方そのものがにじみでている。多様な文化や技術を柔軟に取り入れて共存させてきた、懐の深さを体現しているかのようだ。そうしたダイナミズムを俯瞰しながらドライブするのも、一興だろう。単に橋を渡るのではなく、「港町として発展してきた横浜の精神性」について想いを馳せながら、ふたつの主要航路上でBEVのアクセルを静かに踏み込むと同時に、これから始まる旅への期待に胸を高鳴らせてみたい。

象の鼻パーク。

横浜に着いたら早々に訪れたいのが、横浜市中区海岸通1丁目にある「象の鼻パーク」だ。この地こそ、1859年の横浜開港に際して最初に本格的な波止場がつくられた場所。横浜の貿易の歴史が動き出したゼロ地点であり、キングの塔(神奈川県本庁舎)・クイーンの塔(横浜税関)・ジャックの塔(横浜市開港記念会館)として知られる横浜三塔を一望できる。

上:横浜赤レンガ倉庫、中:臨海パーク、下:横浜ティンパーワーフ。

明治末期から大正初期にかけて建設された「横浜赤レンガ倉庫」は、屋根の重さを支える骨組みに鉄骨トラスが採用されている。三角形を組み合わせたトラス構造なら、柱を少なくして広大なスペースを確保した倉庫に強度を持たせることができるからだ。2025年10月には、みなとみらい地区の「臨港パーク」内にカフェや野外レクリエーション支援機能を備えた「横浜ティンバーワーフ」が開業したが、歴史ある横浜港の倉庫建築へのオマージュとして、トラス構造を意匠の核にしているという。

春の陽光を浴びる海、受け継がれていく意匠。横浜で感じる歴史の潮流は、元町や山下町でのショッピングも価値ある体験へと変えていく。

バーニーズ ニューヨーク横浜店。

「横浜ベイブリッジ」を渡りきれば、そこは日本初の西洋式ホテルや劇場が産声を上げた山下町エリア。かつての外国人居留地には、今も往時の気品が滞留している。この地に日本中から腕利きの職人が集まり、後に「ハマトラ(横浜トラディショナル)」を生むブランド群やショップ群の源流となったのは元町だ。アメリカ発の高級衣料専門店であるバーニーズ ニューヨークの横浜店が開業したのは1993年。この地を巡ることは、日本が誇る「真摯なものづくり」の系譜を肌で感じる体験となる。山下町や元町でのショッピングは、それぞれの町が育んできた文化を纏う贅沢な行為ともいえる。

港町の情感、そこに堆積した進取の想い。
歴史と文化が織りなす横浜の夜景、
その美しさは観る者の内面に火を灯す。
大さん橋国際客船ターミナルからの夜景。時を経てきた赤レンガと今を象徴する高層建築がともに海を望みつつ、光のシンフォニーを奏でる。
横浜で感動の夜景に出合う

2024年、横浜市は全国の夜景観光士(夜景検定の有資格者)による投票で決まる「日本新三大夜景都市」に北九州市、長崎市とともに選ばれている。多様な夜景コンテンツが存在する横浜から、感動必至の名所3選をご紹介。

1.横浜マリンタワー

完成から65周年を迎えた横浜マリンタワー。「日本夜景遺産」にも選ばれた。29階(高さ91メートル)と30階(高さ94メートル)の展望フロアから360度の夜景が見られる。おすすめは正面に横浜港を望む角度だ。山下公園と氷川丸、横浜港大さん橋国際客船ターミナル、横浜赤レンガ倉庫、みなとみらいの高層ビル群などを一望にできる。

山下公園の特設桟橋に永久係留されているのは、役目を終えた貨客船「氷川丸」。シアトル航路の船として1930年に横浜を出港して以来、100回以上の航海を重ね、船齢30年で引退した。戦時中には海軍に徴用されて病院船となるが、無傷で貨客船として復帰したという。その不屈の働きを讃えるかのように、みなとみらいのビル群が遠くから喝采の光を放っている。「横浜マリンタワー」からは、過去から未来へと続く横浜の歩みを、ひとつの絵巻物のように楽しめる。

2.都市型ロープウェイ“YOKOHAMA AIR CABIN(R)”

光の空中散歩を実現できる都市型ロープウェイとして2021年に開業。JR桜木町駅前からみなとみらいの新港地区にある「運河パーク」まで片道約630メートル、所要時間約5分で結んでいる。最大40メートルの高さから観る動的な夜景を胸に刻み込みたい。

ガラス張り(360度パノラマ)になったキャビンに乗り込んで空中散歩しながら、みなとみらいをイマーシブに味わえるのが都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(R)」からの夜景だ。まさに光の渦に飛び込むような没入感があって、上質なアトラクション体験のような高揚を味わいながら、大観覧車やランドマークタワーに象徴される横浜の現代的なナイトスケープを旅することができる。ひと組ずつ乗車できるので、プライベート感もある。

3.横浜ベイブリッジスカイウォーク

横浜市政100周年記念施設として1989年9月に開通した。土・日・祝日のみ利用可能。
利用時間は11時から18時(入場は17時30分まで)となる。

「横浜ベイブリッジ」の下層部に大黒ふ頭側から約320メートルにわたって設置された歩行者専用の展望施設。大黒ふ頭側から橋の1/3ほどの場所にある「スカイラウンジ」まで徒歩でアクセスできる。このラウンジは360度の眺望を可能にしていて、みなとみらい方面から本牧ふ頭方面までのドラマティックな光景も海側からの引き画で捉えられるのが嬉しい。空気が澄んでいるときには、みなとみらいエリアの街並みの向こう側に富士山が現れ、息を呑む美しさとなる。

横浜ナイトドライブの魅力

横浜の夜には、成熟した港町だけがもつ静かな輝きがある。港の見える丘公園までドライブすれば、遠い汽笛を聞きながら、街の全貌を見晴らすことができるが、クルマで夜の街を駆け抜けて、自らも夜景の一部になるという選択肢もある。新旧の魅力が混じり合う横浜のロマンティックな夜を、ぜひ堪能してほしい。

開港167年の歴史によって紡がれてきた
港町 横浜の文化と魅力

ドライブという身体的な行為に乗せて「横浜の精神性」を体感する旅は続く。
横浜では海が、係留された帆船が、ときを経た建築が「港町の記憶」を留めている。
往時の「The New Road」の轍を今、LEXUSのBEVで鮮やかに駆け抜けてみたい。

上:キング(神奈川県本庁舎/1928年竣工)の屋上展望台からジャック(横浜市開港記念会館/1917年竣工)の勇姿を望む。下:みなとみらいの日本丸桟橋に保存中の「帆船日本丸」。外国商船の船長を目指す若者を育ててきた。

長く大切に使われてきた西洋建築が、魅力的な街の顔に

半農半漁の小さな寒村から国際都市へと発展した横浜。時代が転換した契機は1854年3月31日の日米和親条約締結、すなわち開国だ。江戸幕府とペリー提督の間で条約の調印が行われたのは、横浜村の水神社境内に設けられた応接所だった。横浜が開港された1859年、この場所は「英国領事館」の敷地となる。

1981年の横浜開港記念日(6月2日)に開館したのが現在の「横浜開港資料館」。中庭にある「たまくすの木」は、かつての関東大震災の猛火で幹を焼かれながらも、残った根から新たな芽を吹き、再び豊かな緑を茂らせるまでに再生した。日米和親条約の締結を見つめ、横浜の発展を見守り、焼失からたくましく再生した「たまくすの木」は、「開国と発展」「震災復興」という重層的な意味で横浜のシンボルツリーとなっている。

ペリー艦隊の随行画家が描いた『ペリー提督の横浜上陸』。右に見えるのが「たまくすの木」だ。

その歴史的遺産の地からほど近い場所には「キング・クイーン・ジャック」という通称を有した建物が存在する。これらの呼び名は、昭和初期に横浜港に入港してきた外国船の船員たちが、海から見える三塔をトランプの絵札になぞらえた愛称で呼び始めたことに由来するという。キング(神奈川県本庁舎)は、その豪壮なたたずまいに加えて中央にそびえる帝冠様式の塔が王者の風格を醸している。クイーン(横浜税関)は、クリーム色のタイルを基調とした外観に青緑色のドームを配した塔が加わり、女王のような気品を備えている。ジャック(横浜市開港記念会館)は、赤レンガと白石のコントラストが鮮やかで、三塔の中でもっとも変化に富んだにぎやかな意匠がトランプの若き騎士(ジャック)を連想させる。

荒い縦溝でデザインされたテラコッタに、フランク・ロイド・ライトの影響が見られるキング。

キングの屋上展望台から望んだ開港167年目の横浜の海は、かつてペリー艦隊の黒船が浮かび、幾多の船乗りや旅人を送り出してきた春の記憶を湛えながら、美しく輝いていた。

現代の都市は個性を剥奪されて、無表情を装ってしまいがちだ。しかし、横浜は違う。文化的な薫りが色濃く漂っている。開国の歴史とともに積み重ねてきたものが、港町の個性として、そこかしこに今も息づいているのだ。

山下町とともに、かつての外国人居留地の記憶を留めているのが山手町だ。港の見える丘公園に建つのは「横浜市イギリス館(旧横浜英国総領事公邸)」。そこから南西に約3キロメートルの丘陵地には「旧根岸競馬場一等馬見所」が保存されている。このドライブで巡る山手エリア〜根岸の丘には日本初の本格的な馬車道として、当時の居留外国人から「The New Road」と称された舗装路が1866年に整備された。関内の馬車道は、その2年後に開通している。

左:1937年に山手町に建てられた「横浜市イギリス館(旧横浜英国総領事公邸)」。内部の見学可。右:1866年に日本初の洋式競馬場として開設されたのが「根岸競馬場」。一等馬見所は1929年竣工。

開港167年の歴史情緒に満ちた横浜を、かつて馬車が蹄鉄の音を鳴らしながら駆けた道のりを、LEXUSのBEV、RZ550e “F SPORT”は今、静かに躍動していく。静けさと力強さを両立させた最先端の走りこそが、多様な文化や技術を受け入れて発展・成熟してきた横浜という港町への最大級の敬意といえるだろう。

港町 横浜の歴史と文化を五感で感じる休日

異文化を咀嚼し、自らの生きる糧としてきた港町の精神性は当然ながら、ホテルやレストランにおいても如実に表れているようだ。横浜が誇る「クラシックホテル」と「ミュージックレストラン」の真髄を、どうぞ五感で。

ホテルニューグランド
歴史を感じさせる空間で、このホテル発祥の定番洋食メニューをいただく

1927年に開業した「ホテルニューグランド」。第二次世界大戦の終結直後、連合国軍最高司令官総司令部の最高司令官ダグラス・マッカーサーが日本で最初に逗留したホテルだ。2階ロビーの空気には格別な落ち着きを感じる。歴史の重みが、しっとりと附着しているからであろうか。目に見えない時間の堆積が、このホテルの静かな品格を生み出している。目の前に広がるのは、銀杏並木と山下公園と横浜港。チャールズ・チャップリンもジャン・コクトーも見た景色だ。2階ロビーの大きなアーチ窓は、歴史と文化のカレイドスコープ(万華鏡)として今日もVIPを接遇している。

幼い頃に家族みんなでハレの日に食べてきた洋食の思い出として「シーフードドリア」「スパゲッティ ナポリタン」「プリン ア ラ モード」を挙げる日本人は多いはず。これらのメニューはすべて、ホテルニューグランド発祥だ。オリジナルの味が今も「ザ・カフェ」で提供されている。

ホテルニューグランド

住所:神奈川県横浜市中区山下町10
アクセス:首都高速道路神奈川1号横羽線・新山下I.C.から約5〜10分
駐車場:あり
※EV充電ステーション:あり
公式WEBサイト:https://www.hotel-newgrand.co.jp/

アルテリーベ
日本大通り沿いで室内装飾と光と生演奏と料理の極上コラボを堪能
料理以外に音楽でも五感を楽しませてくれる、国際色豊かな横浜の名店

旧横浜商工奨励館は、横浜市認定歴史的建造物だ。1965年、その1階にドイツ語で「古きを愛す」という意味を込めたアルテリーベがオープンした。内装はウィーンで興ったゼセッションスタイルで統一。寄木の床も、ウィーンの工房から職人を招いてつくらせた。

名器、ベーゼンドルファーのピアノに、ロブマイヤー製のシャンデリア。豪華客船で演奏してきた専属音楽家による、優雅で愉快な演奏。こだわり抜いた極上のしつらえの空間に、光と音と笑顔があふれる幸福なひととき—。

フランス料理のスタイルにドイツ、オーストリア、ハンガリーといった要素も組み込みながらコースを提供。貴重なバイオリンなども飾られて、音楽博物館のような趣も醸す。

そこで供されるのは、日本と世界の洗練をかけ合わせた、横浜らしい西洋料理。大切な人とともに味わえば、きっと長く記憶に残ることだろう。

アルテリーベ

住所:神奈川県横浜市中区日本大通り11 横浜情報文化センター1階
アクセス:首都高速道路神奈川1号横羽線・横浜公園I.C.から約3分
駐車場:あり(横浜情報文化センターの駐車場)
※EV充電ステーション:なし
公式WEBサイト:https://alteliebe.co.jp/yokohama

特別インタビュー


日比生猛

アルテリーベ代表️/オーナーシェフ。ほかにも、同じ横浜市内でイタリア料理レストラン「レオーネ マルチアーノ」、カフェ「カフェドゥラプレス」といった飲食店の経営や、ウェディング事業なども手がける。

港町 横浜だから形にできた
本物のインターナショナルスタイルがある

父は1965年に、アルテリーベをここ横浜に創業しました。私はフランスに生まれ、長くヨーロッパで過ごしましたが、1998年に店舗のリニューアル企画に参画することに。そのために向かった先は、ウィーンでした。建築、室内装飾、音楽など、彼の地で洗練を極めた芸術に触れ、その本物を横浜で再現することを決心したのです。

料理に関しては、母が長年学び、また私自身も幼少の頃より慣れ親しんだフランス料理をベースに、ドイツ、オーストリア、ハンガリーの要素も取り入れるスタイルに。食材は、日本各地の生産者から直接取り寄せ、四季折々の旬の美味しさを提供できることを目指しました。

そんな料理でおもてなしする特別な時間を彩るのは、豪華客船などで演奏してきた海外の音楽家たち。空間、料理、音楽のすべてにおいて、本物のインターナショナルスタイルにこだわったのは、それが港町であり、国際都市である横浜にふさわしいと考えたからです。

横浜でアートな体験に出合う

例えば、現代美術家、奈良美智の国内の美術館で初の本格的個展は横浜美術館で開催された。大倉陶園では世界に名だたる美術食器もつくられている。横浜には、アートな体験に出合える場所がある。

1.横浜美術館のワークショップ

1989年、造船所跡地を開発したみなとみらい21地区で初めての公共建築として、戦後日本を代表する建築家の丹下健三が設計した建物に開館。2021年から3年間の大規模改修工事による休館を経てリニューアルされた横浜美術館は「みなとが、ひらく」というメッセージを掲げている。世界に開かれてきた港町の美術館として「どんな人も歓迎する」「来るもの、出るもの、多様な文化や価値観が交錯する」「今と過去と未来を中継する」「バリアもボーダーも飛び越えていく」という港のような存在でありたいと。そして、ここに訪れるすべての人もまた、港なのだと。誰もが無限の可能性を開く港になれるように—。そういう場であるための取り組みとして、横浜美術館は誰もが参加可能な造形体験ができるワークショップを開催している。

横浜美術館は、丹下健三の設計になる建物自体、そしてそこに内包される空間までもが現代美術のようだ。中でも、ガラス張りの天井の下に広がる「グランドギャラリー」の空間は圧巻。「『みる』だけではなく、『つくる』、そして、『まなぶ』ことができる新しい美術文化センターとなる」という理念のもとに設計されたこともあり、リニューアルオープンした今日も、さまざまな展覧会やワークショップ、講演会などが開催されている。

横浜美術館は3階フロアの一部を「市民のアトリエ(Citizens’ Workshop)」と命名。「立体室」「平面室」「版画室」という3部屋にてアーティストやエデュケーターによるワークショップを開催。2階には「子どものアトリエ」がある。
※事前申し込みが必要なプログラムもあります。詳細は下記のホームページをご確認ください。
撮影:新津保建秀

横浜美術館

住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
アクセス:首都高速道路神奈川1号横羽線・みなとみらいI.C.から約1分
駐車場:あり
※EV充電ステーション:なし
公式WEBサイト:https://yokohama.art.museum/

2.「大倉陶園」で美術食器の世界を体感

1919年、大倉陶園は大倉孫兵衛、和親という父子によって創立。当時の父子は日本陶器(現在のノリタケ)、東洋陶器(現在のTOTO)、日本碍子(現在の日本ガイシ)を設立し、すでに日本の近代セラミックス産業に不動の地位を築いていた。しかし、その成功に満足することはなかった。日本産の洋食器が世界市場で廉価品として扱われている状況を憂い、「世界に誇れる最高級の磁器を日本でつくる」という夢を叶えるために大倉陶園を立ち上げたのだ。創業から3年の試行錯誤を重ねた1922年、理想とした色の白さ、磁器質の硬さ、肌の滑らかさをなし遂げた最初の作品「白磁薄肉彫蓋付菓子鉢」が完成した。今、世界の国王や大統領を迎える晩餐会で日本の矜持としてテーブルを彩っているのは、大倉陶園の美術食器だ。

創立の地は東京の蒲田だが、大倉陶園は1960年に横浜市戸塚区に工場と本社を移転。同地にはファクトリーショップや一般公開していない展示室がある。しかし、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜(後述)の宿泊者限定プログラム「Kahala Experience」の計らいがあれば、工場見学に加えて展示室見学も可能になるという。歴代の作品に現れた、つくり手の技と想いを堪能したい。

熟練の技師から直接学べる
チャイナペインティングスクール

大倉陶園は、自社が培ってきた磁器への描絵技法を教えるスクールも運営。国家検定一級技能士の資格を持つ熟練ペインターが一般受講者に直接指導。基礎科・専攻科で5年、希望者はさらに研究科2年を経て、技能コースや倶楽部に進級できる。

こちらはイングリッシュローズ系の薔薇「マサコ・エグランティーヌ」をモチーフに、その多弁型の容姿を手描きで美しく表現している様子。熟練ペインターの繊細な技術によって、大倉陶園の白磁に命が吹き込まれていた。

大倉陶園

住所:神奈川県横浜市戸塚区秋葉町20
アクセス:横浜新道・川上I.C.から約5〜8分
駐車場:あり
※EV充電ステーション:なし
公式WEBサイト:https://www.okuratouen.co.jp/

港町 横浜の魅力を五感で味わうステイ体験を
ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜

横浜という港町のウォーターフロントに建つホテルは、日本のほかの地域の水辺や海辺にあるホテルとは情趣が異なる。その情趣とはすなわち、横浜ならではの歴史と文化が沁み渡った空気から醸し出されるものであり、実に味わい深い。

2020年、海と都市をつなぐ新たなランドマークとして生まれた「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」。エリアのコンセプトは「汀(みぎわ)」。建物も波を想起させる。横浜に寄せてきた歴史の波を感じつつ、最上階(14階)のロビーから海とみなとみらいの景色を一望したい。このロビーから眺める夜景が、また実に壮観だ。
全客室は47平方メートル以上の広さを誇り、ハワイの伝統的なトライバル柄をモダンにアレンジした意匠が、窓外の蒼海に鮮やかに映える。

客室を船のキャビンに見立てて眺める水平線
そのとき、宿泊者の心に去来するものとは

1868年(明治元年)、日本人初となるハワイへの集団移民「元年者(がんねんもの)」が出帆したのは横浜の港だった。ハワイと横浜の縁は、実に深いといえるだろう。

ときを経た2020年には「アロハ・スピリット」が横浜に上陸。みなとみらいのウォーターフロントに「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」が誕生した。ハワイ・オアフ島の名門ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」が、その精神を継承する場所として世界で初めて選んだのが横浜だ。「元年者」をはじめとする多くの旅人が水平線の向こうに夢を馳せ、拳の中に勇気と高揚感を握りしめて出帆した横浜の海。現代のゲストは同じ水平線を眺めながら英気を養い、単に癒されるだけでなく輝ける明日へのエナジーをも得ることができるだろう。訪れる機会に恵まれたら、自身が泊まる客室を船のキャビンに見立てて水平線を眺めてみたい。人生の航路を豊かに彩るステイとなるに違いない。

ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の美食と癒し

イタリア料理 RISTORANTE OZIO

「オッツィオ」とはイタリア語で「優雅なくらし」という意味。柔らかなゴールドに紺碧を配したエレガントでグラマラスな空間の中、貝殻に包まれたような造形でプライベート感のあるテーブル席に座り、洗練を極めたイタリア料理を口に運べば、まさに心を潤す優雅なくらしの始まりだ。

日本料理 華暦

広大な水庭に日本料理を供する空間が浮かぶ。器の中にひとつの風景が描き出され、遠景・近景のすべてに心が洗われる。

鉄板焼 華暦

水庭が水鏡と化して横浜の夜を映し出している幻想的な世界で、活鮑や伊勢海老、松阪牛といった極上素材を味わい尽くす。

プール&スパ

水庭に面した温水プールに開放的な屋外バイブラバス。ハワイの伝統的なボディトリートメントを取り入れた「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」オリジナルの施術も受けられる。
※ご宿泊のお客さまのみ利⽤可能。

ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜のご予約は、トヨタファイナンス トラベルデスクへ

宿泊料金

ベストアベイラブルレートでご案内します。

レクサスカード会員さま特典

LEXUSのBEV(電気自動車)オーナーさまも対象

●毎朝食無料(1室2名さま分)
●Wi-Fi利用無料
●ウェルカムアメニティ
●お部屋のアップグレード(空室状況による)※1
●アーリーチェックイン(空室状況による)※1
●レイトチェックアウト(空室状況による)※1
※1ご希望の際は予約時に承ります。回答は当日現地にてご確認をお願いします。
※レストラン利用をご希望の際は、予約時にお申し出ください。


港町 横浜の魅力を五感で味わうステイ体験を
インターコンチネンタル横浜Pier 8

2019年に横浜・みなとみらいに誕生した「インターコンチネンタル横浜Pier 8」は、開港以来“海の玄関口”として活躍してきた新港ふ頭に建つホテル。海に囲まれた建物からは歴史ある赤レンガ倉庫や横浜港、そして近代的なみなとみらいの街並みが一望できる。

海に突き出した埠頭に建つ、国内でも稀有な海上立地。汽笛の音、潮の香りを感じさせるロケーションが自慢の建物の中、3階から5階が横浜クルージングの特等席となる。2階のレセプションへと向かうゲストを迎え入れるのは、白い漆喰の壁が優雅ならせん階段。「横浜の風」をイメージし、ゲストを自然に上階へと誘う有機的なデザインとなっている。
プライベートバルコニーを設けたコーナースイートなど、客室には多様なタイプを用意する。

客船の汽笛が響き、優雅なステイが始まる
地上と海上を網羅したクルーズ旅行へ

横浜の地図を開いて、「インターコンチネンタル横浜Pier 8」の素晴らしい立地を確認していただきたい。そのロケーションを言葉にすると「海が近い」や「海に面した」ではなくて、もはや“海上”だ。3方向を海に囲まれた埠頭に建つ横浜ハンマーヘッド(1階に税関・出入国管理・検疫施設を備えた国際客船ターミナルがある)の3〜5階が、このホテルの客室となっている。ターミナルに停泊するのは、ラグジュアリーな大型クルーズ客船だ。つまり、稀有な海上ロケーションであるうえに、優雅な船旅中に横浜に寄港したかのような趣までが味わえるというわけだ。

インテリアのテーマは「船旅」だという。客室やレストランのそこかしこに、船を想起させる意匠がある。LEXUSのBEVを操って地上での最先端クルーズを楽しんだあと、古きよき「海上クルーズの趣」に憩う。地上と海上を網羅した旅は、横浜のこのホテルならではのものだ。

インターコンチネンタル横浜Pier 8の美食と癒し

レストラン&バー「Larboard(ラーボード)」

海外文化を取り入れて、独自の発展を遂げた街の歴史。そこから着想から得た、国際色豊かな「Pier 8キュイジーヌ」を提供。「ラーボード」とは「船の左舷(左側)」を意味する言葉で、ホテルの左側に位置する。海風が心地よいテラス席も人気だ。

鮨処「かたばみ」

中庭の奥に凛としてたたずむカウンター9席のみの特別な空間。「喜び」「繁栄」といった花言葉を有する野の花「かたばみ」を店名とする。厳選ネタの江戸前鮨とともに神奈川県産を中心とした地酒も提供。

スパ&ルーフトップバー

中庭に面した静かなスパでは、季節ごとにセレクトした国産の天然精油でボディトリートメントを受けられる。ルーフトップバーでは、ドリンク片手に夜景に浸るひとときを。

インターコンチネンタル横浜Pier 8のご予約は、トヨタファイナンス トラベルデスクへ

宿泊料金

ベストアベイラブルレートでご案内します。

レクサスカード会員さま特典

LEXUSのBEV(電気自動車)オーナーさまも対象

●ホテルクレジット($100相当/滞在)※1
●毎朝食無料(1室2名さま分)
●Wi-Fi利用無料
●ウェルカムアメニティ
●お部屋のアップグレード(空室状況による)※2
●アーリーチェックイン(空室状況による)※2
●レイトチェックアウト(空室状況による)※2
※1 ホテルクレジットの金額は時期により変動制となります。
※2 ご希望の際はご予約時に承ります。回答は当日現地にてご確認をお願いします。
※レストラン利用をご希望の際は、予約時にお申し出ください。


異国情緒漂うニッポンの港町をLEXUSのBEVで旅しよう
横浜の次は神戸、長崎へ
港町としての宿命、あるいは品格。それらが色濃く反映された現代の町並みや夜景を通して、目には見えない時間の堆積を感じる旅。LEXUSのBEVで優しく、力強く駆けたい。

1858年の日米修好通商条約により、横浜・長崎・函館・新潟・兵庫の五港体制で
日本の開国は進んでいった。その中で横浜は「首都の外港」、神戸は「民の商都」、
長崎は「和華蘭の進化形」として発展を遂げていく。神戸と長崎もBEVで駆けてみたい。

神戸

横浜と神戸の発展史は異なる。横浜では、首都の外港として「官」の秩序が重んじられた。一方、大阪という商都を背後に「民」の力が主体となって発展したのが神戸だ。

神戸ポートタワーとベイエリア。

横浜は幕府・明治政府が主導した国家プロジェクトとして整備されたのに対して、神戸には背後の商都・大阪の資本(岩崎弥太郎や川崎正蔵などの実業家)が流入し、民間の貿易会社や造船所が都市の形成を牽引した。成功を収めた実業家や海運王たちは、六甲山麓の景勝地に邸宅を構え、欧米の様式を日本流に消化し、独自の審美眼を確立させていく。これが、1900年代初頭から花開いた「阪神間モダニズム」だ。

和洋折衷の建築、自由な教育、山でのゴルフや居留地でのフレンチといった余暇を尊ぶ豊かなライフスタイル。それらは単なる西洋の模倣ではなく、海と山の自然を背景に「日常のくらしを芸術にする」という精神性から生まれた。現在も神戸に漂う気品、本物を愛する文化の根底には、この時代の精神が脈々と流れている。

LEXUSのBEVでこの地を巡れば、かつての実業家たちが愛した風景に加えて、時代を超えて受け継がれる「モダン」の本質を、静かな車内から鮮やかに感じ取ることができるだろう。時を超えて響き合う、美意識探求の旅へ。

神戸摩耶山からの夜景。

長崎

中世の町割りを礎に、鎖国下でも海外に開きつづけていた日本の「窓」。それが長崎だ。和・華・蘭が溶け合う唯一無二の文化を育み、現代のまばゆい光に昇華させている。

グラバー坂の風景。

長崎は横浜、神戸と並んで「五港体制」の一翼を担ったが、その歩みはさらに古く、多層的だ。中世に京都を模した町割りで拓かれ、江戸時代の鎖国下においても日本で唯一、西洋や中国に開かれた「窓」として機能しつづけた。明治維新という国家の転換期において、文明開化の波を真っ先に受け止めた横浜や、民の力でモダニズムの花を開かせた神戸に対し、長崎は古来の日本=「和」の伝統に中国=「華」、西洋=「蘭」が混ざった唯一無二の「和華蘭文化」をベースに発展してきた。

迷路のように入り組んだ坂の町には、祈りの聖地である教会や唐寺、異国情緒を今に伝えるグラバー園などが点在する。複雑な地形に長崎の個性が宿っているのだ。LEXUSのBEVを操り、傾斜地を駆け上がれば、そこに広がるのは「世界新三大夜景」にも選出され、「1,000万ドルの夜景」と称される光の海。まばゆい光は異文化を吸収しながら独自に昇華させてきた長崎という町の懐の深さを物語る。BEVならではの静寂は、坂の町に漂う異国の面影、光の海を鮮やかに引き立ててくれるだろう。

鍋冠山からの長崎の夜景。
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