プロゴルファーも舌を巻く熱戦
「レクサスオーナーズカップ 全国大会 2025」。ゴルフで頂点を目指す【レポート】
全国のレクサスオーナーさまを対象とするゴルフコンペ「レクサスオーナーズカップ」。コロナ禍による中止を挟んだこともあったが、2025年は総勢約20,000名が参加する大規模大会として復活。11月9日(日)、沖縄県の名門「かねひで喜瀬カントリークラブ」で開催された全国大会に、予選・地区大会を勝ち抜いた精鋭92名が集結した。その華やかにして熱い戦いの模様をレポートする。
Photo:Yoshiaki Tsutsui(Il Nido)
Text:Shigekazu Ohno(lefthands)
沖縄を舞台に、満を持して再開された全国大会
レクサスオーナーさまの間でも、とりわけ人気のスポーツのひとつとなっているゴルフ。太陽の下、愛車を駆ってゴルフにでかける――そんなドライブの時間も、人生における心楽しませるワンシーンとなっているに違いない。
何かの道を極めた人物の多いレクサスオーナーさまだからであろう、スコアだけにこだわらず、ゴルフそのものを楽しむ余裕をもちながら、プロ顔負けのショットを放つ上級者が多いのも特徴だ。全国のレクサスオーナーさまを対象とするゴルフコンペ「レクサスオーナーズカップ」でも、これまでさまざまな名勝負、名シーンが生まれ、語り継がれてきた。
コロナ禍により大会中止が続いたが、6年ぶりに各販売店での予選大会、その先の地区大会を制して見事駒を進めてきた精鋭たち92名が、いよいよ一堂に会してしのぎを削る決勝戦「レクサスオーナーズカップ 全国大会 2025」が、2025年11月9日(日)、沖縄県の名門「かねひで喜瀬カントリークラブ」にて開催された。今回はその模様をお伝えしよう。
宿泊地とイベント会場となった「ザ・ブセナテラス」
場所は、沖縄を代表するリゾートホテル「ザ・ブセナテラス」。大会を翌日に控えた2025年11月8日(土)の午後、那覇空港に到着して専用バスに乗り換えた参加者が続々とやってきて、チェックインを行う。暦の上ではもう11月だというのに、南国沖縄はまだ30度近い気温があり、椰子の木越しに珊瑚礁の海が見えるホテルのロビーにも、久しぶりに聞くセミの声が響いていた。
今回の宿泊地にして前夜祭と表彰式の会場でもある「ザ・ブセナテラス」は、2000年九州・沖縄サミットのメイン会場として各国首脳をもてなしたことで、国内外に広くその名が知られている。1997年の開業から30年近く経っていることもあり、参加者専用のチェックインルームとなったバンケット内では「よく来るんです」「久しぶりだな」といった声があちらこちらから聞こえてきた。
長い歴史の中で、隣接する敷地には「ザ・テラスクラブ ウェルネスタラソ アット ブセナ」が、近隣には姉妹ホテルにしてゴルフリゾートとなる「ジ・アッタテラス ゴルフリゾート」「ジ・アッタテラス クラブタワーズ」がオープンするなど、リゾートとして絶えず進化を続けている点も、このホテルの大きな魅力といえるだろう。また、大会会場となる「かねひで喜瀬カントリークラブ」からも目と鼻の先の距離にあり、マリンアクティビティはいうまでもなく、ゴルフを楽しむ休日の拠点としても理想的だ。
チェックイン会場では、旅程の説明のほかに、翌日のコンペの組み合わせを決める抽選も行われた。手続きを終えた参加者は、前夜祭までの時間、さっそく思い思いにリゾート時間を楽しむ段取りとなったが、その前に、客室に入ると同時に小さなサプライズとしての贈りものを発見することとなる。テーブル上に用意されていたのは、Lexus International Presidentであり、レクサスオーナーズカップ実行委員長 渡辺 剛からのグリーティングレターと、参加記念品としてのレクサス車のレザーシート端材を使用したオリジナル ネームタグ、そして「とらや」とLEXUSがコラボレーションしたゴルフボールのお菓子。LEXUSらしい小粋なおもてなしは、各参加者の顔にどんな笑みをもたらしたのだろうか。
前夜祭
前夜祭の会場となったのは、「ザ・ブセナテラス」と同じ岬内に建つ「万国津梁館 サミットホール」。その名のとおり、2000年九州・沖縄サミットの首脳会合会場となった格式高いバンケットであり、面積441平方メートル、円卓使用時の収容人数250人という壮麗な空間を誇る。建築素材に琉球赤瓦や琉球石灰岩を用いた沖縄ならではの様式も魅力で、まさに沖縄随一の迎賓館といった風格を感じさせる。
沖縄の日没は、関東・中部地方よりも遅い。開場時間の17時になっても太陽はまだ高いところにあり、会場の外に展示された真っ白なLEXUS ES 350eのボディも眩しく輝いていた。ホテルから順番に集まってきた参加者も足を止め、記念撮影をするだけでなく、ドライバーズシートに座ってみたり、「キャディバッグは何個くらい入るのかな」といってトランクを開けてみたりと、話題の新型車に興味津々な様子だった。
会場内に案内され、席を確認した参加者は、同じテーブルの仲間たちや、以前のレクサスオーナーズカップでの顔見知りたちと和やかな様子で挨拶を交わし、さっそくゴルフの話などで盛り上がっていた。
そのうちにようやく陽が傾き、西の空が茜色に染まってくると、誰からともなく足は外のガーデンテラスへと向かい、シャンパン片手のロマンティックなサンセット・アペリティフ・タイムに。「万国津梁館 サミットホール」があるのは三方を海に囲まれたブセナ岬の先端であり、この日の天気は快晴。目路の限りに広がる水平線に沈む夕陽を前に、宴の前の幸福なひとときを楽しんだ。
時計の針が18時を指すと、いよいよ宴の始まりだ。モニターにはLEXUSの迫力あるイメージ映像が流れ、ステージ上には司会を務める地元沖縄出身のプロゴルファー宮里聖志氏と、フリーアナウンサー馬場典子氏が登場。大きな拍手に包まれて、華やかな前夜祭の幕が開いた。
開会の挨拶を行い、乾杯の音頭をとったのは、Lexus International Presidentの渡辺 剛。「ここは2000年に国際サミットが開催された栄えある会場であり、全国の地区予選を勝ち抜いた92名の精鋭をお迎えするのに、まさにふさわしい場所といえるでしょう。そして今年は、LEXUSブランドの国内開業20周年にあたる記念すべき年。コロナ禍で中止となっていた大会を再びスタートさせるのに、これ以上ない絶好のタイミングでした」と話を切りだす。
自らもゴルファーである渡辺は、事前に宮里プロと大会会場となる「かねひで喜瀬カントリークラブ」でラウンドした際の話も披露。「芝が速くて、非常に難しい」と前置きしながらも「自分がパーだったホールで、宮里プロはダブルボギーを叩いた」という、とっておきのエピソードで会場を沸かせた。
乾杯のあとは、着席での華やかなディナータイム。食材はマグロ、沖縄では縁起のよい魚で祝いの席でも出される高級魚アカジンミーバイといった地元沖縄産のものが主体で、お酒もワインのみならず泡盛が注がれ、この日この場所ならではの味を参加者は大いに楽しんだ。
宴もたけなわとなった頃、ステージ上には再び宮里氏と馬場氏が登場。翌日の大会のルール説明やコース紹介、ホールごとの攻略法解説を行う。LEXUSと所属契約を結ぶ松山英樹プロからの「これからも一緒に走りつづけましょう」という動画による応援メッセージがスクリーンに映しだされると、会場からは拍手が湧き起こる。予選を勝ち抜き、ここ沖縄で開催される全国大会までついに辿り着いたのだという達成感が改めて脳裏に去来し、その喜びを噛み締めた参加者も少なくなかったはずだ。
盛り上がりのピークとなったのは、入賞者への豪華賞品の紹介時である。優勝賞品としての「TOUCH JAPAN JOURNEY 屋久島ペア旅行」や2位賞品の「LEXUS DINING JOURNEY ペアご招待」、3位賞品の「SANU 奄美大島ペア宿泊」など、その内容が発表されるたびに会場内からは感嘆の声が上がった。
宮里プロへの質問コーナーでは、大会前夜ということもあり、「試合前の整え方」や「プレー中の集中力の高め方と、ミスをしたときのメンタルコントロール法」など、実際に“役立つ”ような内容のものが目立った。「ミスをしても、決して引きずらないで。反省するのは試合のあとでいいから、プレー中はとにかく自分のいいプレーを褒めてあげること」といったアドバイスに、会場からはなるほどとしきりに頷く声が聞こえてきた。
「明日はせっかくの晴れ舞台なのだから、くれぐれも深酒をしないように。スタートの3時間前に起きて、丁寧にストレッチしましょう」という宮里プロの最後の言葉が、きっと心に届いたのだろう。お開きとなって、会場をあとにする参加者の足取りは、千鳥足ではなく、すでにプレーヤー然とした力強いものであった。
大会史に残るような全国大会が、ついに開幕
2025年11月9日(日)、大会当日。沖縄はこの日も快晴で、朝から夏に舞い戻ったかのような暖かさ。風も、微風程度しかない。前の夜に「風速5、6メートルというのは当たり前。風を攻略できるかどうかが沖縄ゴルフの鍵」と話していた宮里氏も、ドライビングレンジでウォームアップする参加者の様子を見ながら「今日はきっと、大会史に残るようないいスコアがでますよ」と鼻息が荒い。
「かねひで喜瀬カントリークラブ」は、これまで二度の日本プロゴルフ選手権やシニアツアー「金秀シニア 沖縄オープンゴルフトーナメント」など、数々のプロツアーの舞台となってきた沖縄屈指の名門コースである。クラブハウス周りではたくさんのLEXUSのバナーが海抜けの絶景あるいはクラブハウスを背景になびき、これから始まる熱戦を前にした静けさを際立たせていた。
8時になり、予定どおりにオーシャンコース「うみかじ」とウッドコース「やんばる」のそれぞれから1組目がスタート。計24組、92名が頂点を目指してショットを繰り出す「レクサスオーナーズカップ 全国大会 2025」の戦いの火蓋がいよいよ切られた。
さすが地区大会を制してきた者たちだけあって、皆がスタートホールでのティーショットから存分に魅せてくれる。宮里プロが「プロクラスの厳しさ」と評するような厳しいルールでの競技にもかかわらず、プレーヤーたちは誰もが素敵な笑顔だったことも印象深い。きっと勝ち負けよりも、この特別な一日を目一杯楽しもうという想いのほうが強いのだろう。
また、ほぼすべての人が初対面に近かったであろうが、前夜祭で同じテーブルを囲んだ者同士ということもあり、ともに「ナイスショット」の言葉をかけ合い、スポーツマンシップにのっとってプレーする様子は爽やかですらあった。男女のプレーヤーが一緒にラウンドするというのも、見ていて好感がもてた。
さまざまなホールを回りながら遠巻きに観戦したが、飛距離や打球のコントロールに始まり、キャディとともに行うコースマネジメントに至るまで、その技量がアマチュアの域をはるかに超えていることに舌を巻いた。前夜の宮里プロによるホール解説も、役に立っているのだろう。最後の選手がホールアウトするまで、誰が勝つかわからない――そう感じさせられた、実に見応えのある戦いだった。
エピローグ〜表彰式
実力をだし切ったという達成感からだろうか、さらには2日目の夜ということもあったのだろうか。夜になって表彰式のために再び万国津梁館 サミットホールに集まった参加者は、前の晩よりずっと打ち解けたような、そして肩の力の抜けたようなリラックスした表情であった。
この日も、夕陽は西の海をきらきらと美しく輝かせながら水平線の向こうに沈み、穏やかで優しい夜の帳が下りた。宴の口火を切ったのは、国指定重要無形文化財「琉球舞踊」(歌三線)保持者、山内昌也氏による地謡(歌三線)と国指定重要無形文化財「琉球舞踊」を伝承する玉城流いずみ会 二代目家元又吉聖子氏による琉球舞踊。美しくも幻想的なパフォーマンスに、会場は静かな感動に包まれる。
ディナーはよりカジュアルなビュッフェスタイルとなり、テーブル狭しと並べられたご馳走を前に並ぶ参加者の顔にも笑顔が絶えない。沖縄最後の夜ということもあり、箸も進めば会話も進み、盃も進む。
そんな宴をさらに盛り上げたのは、すでにお馴染みの顔となった宮里氏と馬場氏の司会進行で行われたクイズ大会であった。
「1989年にデビューした初代LSのモデル名は?」「国内で販売されたLEXUSのオープンカーは、これまで何種類あったか?」といった問題はまだ序の口で、極め付きは4つの異なるエンジン音を流し、「この中でLEXUS LC500のエンジン音はどれか?」といった難問も。全員がレクサスオーナーであるにもかかわらず、参加者は大いに頭を抱え、また大いに笑った。間違えずに残った勝者への豪華な商品も、会場を沸かせた。
そして、いよいよ結果発表と表彰式である。優勝はプロ顔負けの好スコア、トータル68で回った小杉竜三さん(LEXUS熊本南)。
宮里氏も「アマチュアで、このような好スコアがでそろうとは、レクサスオーナーは本当にすごい」と絶賛した今回の「レクサスオーナーズカップ 全国大会 2025」。優勝した小杉さんは顔を上気させながら、ステージ上でその喜びをこんな言葉にして語ってくれた。
「昨日からこの会場でとても美味しいごはんを食べて、素晴らしいホテルでゆっくり休息を取って、素晴らしいゴルフ場で素晴らしいメンバーと一緒に回れたことで、いつも以上にいい結果がだせました。これからも参加できるように、次もLEXUSを買いたいと思います」
2025年の熱戦はここに幕を閉じたが、LEXUSに対するオーナーさまの期待に応えていくためにやるべきことはたくさんある。私たちmoment編集部も、LEXUSというクルマを軸にしたライフスタイルをさまざまな方面で発信しながら、その一助を担っていきたい。
