レクサスカード20周年記念
京都「レストランひらまつ 高台寺」レクサスカード20周年の晩餐【レポート】
レクサスカード20周年を記念して、ミシュランガイド京都・大阪2025に一つ星として掲載された京都「レストランひらまつ 高台寺」を舞台に、プライベートダイニングイベントが開催された。レクサスカード会員さまを迎えての、華やかな一夜の様子をお伝えする。
Photo:Takao Ota
Text:Shigekazu Ohno(lefthands)
舞台となったのは、あの人気TVドラマにも登場した京都の名店
紅葉シーズンを迎え、一層のにぎやかさを見せていた秋の京都。人気の観光スポットとして知られる二寧坂や八坂の塔界隈は、インバウンド観光客によって、まさに埋め尽くされるかのような人出であった。「レストランひらまつ 高台寺」はそこからほんの一本奥まった通りにあるだけなのに、不思議に思われるほどの静寂に包まれてたたずんでいた。
堂々たる門構えの建物は、もとは1908年(明治41年)に豪商の別荘として建てられたもの。奥に向かって上り勾配がつけられた、約2,000坪の広大な敷地を有する。数寄屋づくりの建物の風流にして雅な美しさはいうまでもなく、庭では春夏秋冬、それぞれの季節の花鳥風月が目を楽しませてくれる。
そんな由緒ある場所がリノベーションされ、洗練を極めたレストランやホテルで知られる「ひらまつ」初の和食料亭「高台寺 十牛庵」、そしてフランス料理の「レストランひらまつ 高台寺」という2つの顔をもって開業したのは2017年のこと。以来、国内はいうに及ばず海外から訪れる食通たちの愛顧も得て、ミシュランガイド京都・大阪2025ではどちらも星付きに輝いている。
今回、トヨタファイナンスがレクサスカード20周年を記念するディナーイベントを行ったのは「レストランひらまつ 高台寺」の方。レクサスカードの提携先であるVisaが、2024年より「ミシュランガイド東京2025」並びに「ミシュランガイド京都・大阪2025」のオフィシャルパートナーとなったことで取りもたれた“ご縁”ともいえるだろう。
余談だが、このレストランには別のよく知られた名前がある。「メイユール京都」と聞いて、ピンと来た方はいるだろうか。そう、TBSの人気TVドラマ『グランメゾン東京』でレストラン「メイユール京都」の店内ロケ地として使われたのが、この「レストランひらまつ 高台寺」だったのだ。ドラマを観て訪れるファンも少なくないという。
レクサスカード20周年を記念するスペシャルディナー
レクサスカード会員さまをお招きし、一夜限りの特別メニューと、それに合わせてペアリングされたスペシャルなワインでもてなすプライベートダイニングイベントは、秋らしい爽やかな天気に恵まれて開催の日を迎えた。受け付けが始まったのは17時30分。暮れなずんでいく京都の街から、1台また1台とタクシーが現れ、門の前にお客さまを降ろしていく。
「ようこそお越しくださいました」――すぐに声をかけてレセプションへと案内するのは、この日のために名古屋から駆けつけてきたトヨタファイナンスの社員たち。日頃の感謝を伝える“晴れの舞台”として張り切っている様子が、一挙手一投足から快く伝わってくる。
招待された会員さまは、2名1組。ドレスやスーツ姿に混じって和装の方もいて、店内には人が増えるほどに、特別な日にふさわしいエレガントな華やぎが醸しだされていく。
会員さまが最初に案内されたのは、4階の「ダイニング」。通常、食事が提供されるのは最上階にあるこのフロアであるが、当日は食前にアペリティフと京都の夜景を楽しんでいただくための場所として使われた。木の勾配天井と寄木のフロア、そして暖炉のある邸宅然とした落ち着きのある空間には、さらに「ひらまつ」ならではの貴重なアートや工芸品コレクションが飾られており、誰もがゆったりとくつろいで過ごしていたのが印象的だった。
また、実際に足を運ぶと観光客の多さに辟易することもある八坂の塔も、この場所からは誰に気兼ねをすることもなくゆっくりと眺められるとあり、テラスに出て記念撮影を楽しむ姿も多く見られた。
そうこうしているうちに時計の針は18時30分を指し、会員さまはこの日のディナー会場となる3階の「サロン」へと案内される。鏡張りのステージスペースのある、よりモダンでオープンな空間だ。
それぞれのテーブルに着席し、アペリティフとしてのロゼシャンパーニュを味わったところで、司会者がスピーカーを呼び込む。主催者を代表して開会の挨拶を行ったのは、トヨタファイナンス プレミアムサービス企画部 旅行ビジネス企画グループ グループマネージャーの柏木康宏。「レクサスカード20周年を、こうして皆さまと一緒に、この素晴らしい会場でお祝いさせていただけることを何より嬉しく思っています。今夜のためだけにご準備いただいた特別な料理とお酒とともに、最後までごゆっくりお楽しみください」と挨拶した。
ここからは、いよいよ華やかな晩餐の開宴だ。「ひらまつ」パリ店でも修行した小林泰士料理長が、この時期の京都の美味を選りすぐって仕入れて調理した料理は、いずれも見た目にも鮮やか。運ばれてくるたびに、テーブルには色とりどりの花が咲き乱れるかのようで、思わずため息にも似た感嘆の声を漏らす会員さまも。
たびたび目に留まったのは、運ばれてくる料理やワインの説明を聞きながら、「このソースはどうつくるのですか」「ワインのヴィンテージは」「これはどんなお茶ですか」などとホールスタッフに質問を投げかける会員さまの姿。美食を味覚や嗅覚で味わうだけでなく、知覚でも堪能しようとするポジティブなマインドに触れたからか、ホールスタッフの動きもさらに洗練さを増し、複数人がフロアのあちこちをきびきびと、しかし音もなく正確に動いて回る様子は、さながら巧みに統率されたモダンバレエを見るかのようだった。
シェフズトークで披露された小林料理長の想い
デセールとして「京都丹波産和栗のモンブラン カシスのソルベと共に」が供され、誰もが存分に舌鼓を打ったあと、司会者の呼び込みに応じてステージに登場したのは小林料理長。司会者の問いかけに答えるかたちでのシェフズトークの始まりである。
「今日は、京都の食材をみなさんに楽しんでいただきたいという想いで考案したメニューを召し上がっていただきましたが、いかがでしたでしょうか。オードブルからデセールまで、一皿一皿に京都の旬の食材を用いてコースを構成しました。そして料理には、私たち料理人だけでなく、よい食材を提供してくださる生産者の存在が欠かせません。彼らのこだわり、想いといったものも表現できるように、一生懸命つくらせていただきました」
食材の生産者への敬意も口にしながら、この日このときのために足を運んでくださった会員さまとの出会いに対する感謝を述べ、挨拶を終えた小林料理長。そのあとの質疑応答の時間には「シェフはどんなクルマに乗られていますか」というユニークな質問から(答えは「自転車」)、「ペアリングするワインはどう決めるのか」というような玄人はだしの質問まで(答えは「ソムリエと一緒にメニューを見ながら、単調にならないようにバランスを考えつつ、料理を引き立てるペアリングを提案している」)、さまざまな質問が飛び交った。「この日のために、TVドラマから映画まで『グランメゾン東京』を全部観てきました」という嬉しいコメントもあり、小林料理長も終始笑顔で、この貴重なコミュニケーションの機会を楽しんだように見受けられた。
輝ける瞬間はあっという間に過ぎゆくもので、気がつけばもう21時。満足げに、しかし少々名残惜しそうにディナー会場をあとにした会員さまには、レセプションで小さな、けれども嬉しいサプライズプレゼントが待ち受けていた。
レセプションでのお見送りの際、トヨタファイナンスの社員たちから一人ひとりお礼の言葉とともに手渡されたのは、「ひらまつ」特製のトリュフチョコレート。帰宅してリボンを解き、中から現れたお菓子を見て、「レストランひらまつ 高台寺」で過ごした特別でスイートなひとときを思い出していただけていたら幸いである。
トヨタファイナンスは、これからも大切な会員さまに特別な体験をご提供する機会を提供していく。ぜひ、楽しみにしていただきたい。
