宿る美と力
LEXUSが目指す「上質」とは
−−新型「ES」の先進技術から見た次世代の“心地よいクルマ”
エレガントなデザインにモダンさが加わり、静粛性と乗り心地もより一層向上させた新型「ES」。販売累計265万台に達する基幹モデルとして、特徴である「上質な快適性」を徹底的に磨きあげました。上質さと乗り心地のよさを実現するためドライビングフィールを特に重視しました。その開発姿勢からは、LEXUSが目指す次世代の“心地よいクルマ”像が見えてくるようです。
Text:Kengo Yoda
上海モーターショーで発表。国内販売は2021年秋頃を予定
2021年4月に開催された上海モーターショーでLEXUSの電動化とブランド変革、そして「LF-Z Electrified」コンセプトとともに世界初披露された新型「ES」。
発表時にはプレスカンファレンスでLexus International Presidentの佐藤恒治氏のメッセージが動画で紹介されました。現在、この動画はYouTubeでも公開されており、新型「ES」のプロトタイプが走行するイメージムービーも見ることができます。
将来のサステナブルな社会の実現という挑戦とともに、足元の環境変化を踏まえた現実的な取り組みの両方を着実に進めるLEXUS。期待の新型ESの国内での発売は、2021年秋頃を予定しています。
リヤサスペンションの剛性強化で意のままのドライビングフィールを実現
「優れた静粛性と乗り心地」、「ドライバーの意図に忠実でリニアな応答」、LEXUSのクルマづくりの原点とも呼べるこれらの要素を、新型「ES」ではさらに深化。スーッと走り出し、スッと止まる、スムーズにハンドルを切って戻すなど、当たり前のようでじつはなかなか意のままにいかない動作にもこだわり、丁寧に改善しています。
走りの安定性を高めるためにリヤサスペンションのメンバーブレースを2枚板の構造にして剛性を高めたことや、ブレーキのコントロール性を向上させるために電子制御ブレーキシステムの制御定数を変更したことなど、改善点は大胆かつ繊細で多岐に渡っています。
大型タッチディスプレイやデジタルアウターカメラのアップデートで視認性も向上
ジャケットを着たままでもゆったり運転できるほど広々とした車内空間も、新型「ES」の大きな魅力です。さらに新搭載の大型タッチディスプレイやラグジュアリー感を高めるウォールナット素材のオーナメントなど、快適でくつろいだ運転時間を過ごせる工夫が随所に見られます。
また前モデルで量産車として世界初搭載されたデジタルアウターミラーとインナーミラーは、カメラ性能をアップデート。LEDのチラつきやノイズを抑えて映像もいっそうクリアとなり、昼夜ともにますます快適な視界を得られるようブラッシュアップされています。
ドライバーの負担も軽減する「Lexus Safety System +」の進化
単眼カメラとミリ波レーダーとの組み合わせがベースとなる先進予防安全技術「LEXUS Safety System +」も、進化を遂げています。「プリクラッシュセーフティ」の対応領域が拡大し、自転車運転者や夜間の歩行者、右折時の対向直進車など幅広く検知。交通事故や事故死傷者のさらなる低減と、ドライバーの負担軽減を目指しました。
またAI技術を活用した「レーントレーシングアシスト」により車線を認識し、同一車線内を走行できるよう操舵をスムーズに支援するなど、ドライバーの負担軽減にもつながる先進技術が、積極的に採用されています。
これらの先進技術を、エレガントなボディで包み込んだ一台。2021年秋頃の登場が今から待ち遠しく思えませんか。
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