2025/1/10

地方の美味名品
出張が多いビジネスマンの喜ばれるお土産3選～福岡編～

豊かな“食”があることで、出張とはいえ、訪れるのが楽しみになるのが福岡。それだけに周囲からの出張土産の期待値も自ずと上がる。続々と新商品が誕生する福岡土産の中から「会社向け」「家族向け」「友人向け」におすすめの品を福岡在住のベテランライターが厳選。センスが問われるお土産選びだが、きっとこれなら喜んでもらえるはずだ。

Text：Chie Nakano（Fe）
Edit：Misa Yamaji（B.EAT）

会社へのお土産には小分けされ、
軽くて枚数たっぷりの「めんべい」を

素材の産地にこだわり「福太郎」自慢の辛子明太子とイカやタコなどを練り込んだ生地を焼き上げた煎餅。発売以来パリッとした食感と豊かな風味、程よい辛味が大人気で、今や博多土産の定番となっている。1袋に2枚入り16袋入りでも1,200円（税込み）とリーズナブルなのも嬉しい点。小分けされているので配りやすく、おやつにはもちろん、酒のアテとしても喜ばれる。ねぎ、マヨネーズ味、玉ねぎ、辛口など、バリエーションも豊富に揃っている。

福太郎博多デイトス店

住所：福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1デイトス内
電話番号：092-433-1331
営業時間：8時～21時
定休日：無休
※上記のほか福岡空港などでも販売されている。
URL：https://www.fukutaro.co.jp/

奥さまへのお土産には
博多限定「茅乃舎（かやのや）あごだし」を

福岡に本社を構える「株式会社久原本家」が手がける食品ブランド「茅乃舎」。全国的に人気の「茅乃舎だし」は、同社が手がける「御料理茅乃舎」の看板メニュー「十穀鍋」のだしを再現したもので、手間暇かけてとっただしのコクとうまみを自宅で簡単に味わえる。直営店は全国にあるが、博多でしか買えないのが「博多限定茅乃舎あごだし（※）」。上品なうまみの「焼きあご」と香り高い「あご節」に国産煮干し、かつお節、昆布、うるめいわし節を加えた「あごだし」はすっきりとした甘味と深い味わいで料理をランクアップ。博多雑煮やがめ煮、もつ鍋など博多名物のレシピ入り。
※「あご」とはトビウオのこと

久原本家福岡空港店

住所：福岡県福岡市博多区大字下臼井767-1 福岡空港国内線ターミナルビル2階中央ロビー前
電話番号：092-409-1134
営業時間：6時30分～21時
定休日：無休
※上記のほか、博多駅などでも販売されている。
URL：https://www.kubara.jp/

気の置けない友人へのお土産には
「ふくや」の家庭用明太子を

福岡には明太子専門メーカーが数多くあるが、最初に生み出した店は「ふくや」。博多の家庭で昔から食べられてきた伝統の味は「明太子はやっぱり〈ふくや〉」と味にうるさい博多っ子たちから絶大な支持を得ている。出張時にぜひ買いたいのが店舗限定で販売されている「家庭用明太子」。端の切れた切れ子となるが、340グラムとたっぷり入って一般価格3,132円（税込み）、当日無料で入会できる「ふくや」の会員価格なら2,484円（税込み）と破格。形が不揃いでも味は秀逸なので、気の置けない友人へのお土産に喜ばれそう。自宅用にも購入して帰りたい。