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バランシエール コンヴェクスS2カーボンYOSHIDAスペシャルモデル。シリーズ最小のケースは美しい3次元フォルム。ブラックのケースカラーがカーボンの力強さを主張し、パワーリザーブの針のブルーが視覚的なアクセントに。

グルーベル・フォルセイ
「グルーベル・フォルセイ」にカーボンケースを纏ったYOSHIDA限定モデルが登場!

スイスで長年受け継がれてきた匠の技と、革新的な創造性の掛け合わせから生み出される唯一無二の時計「グルーベル・フォルセイ」。LEXUSのクルマづくりにも通じる「伝統と革新」の哲学を持つブランドストーリーとともに、時計愛好家のみならずクルマ好きをも熱狂させる最新作の魅力に迫る。

Text:Kiyoshi Shimizu(lefthands)
Edit:lefthands

2004年、2人の天才時計師、ロベール・グルーベルとステファン・フォルセイにより設立された独立系メゾン「グルーベル・フォルセイ」は「Art of Invention~発明の芸術~」という矜持のもと、精度の追求と伝統の継承を理念に掲げ、数々の革新的な創造を成功させてきた。

彼らはまず、機械式時計を新たなステージに引き上げるために、高精度トゥールビヨンを搭載したムーブメントを開発。その先に、30度傾斜したひとつ目のケージが1分間で1回転し、さらに外側にあるもうひとつのフラットなケージを4分間で1回転させる「ダブル トゥールビヨン 30°」を発明する。

この独創的なメカニズムによって、タイムピースはあらゆる姿勢において常に最高の精度を維持することができるように。さらに、このメカニズムの気品と創意を引き立たせる目的で、ムーブメントの構造および文字盤の構成を工夫。連結された2つのケージの宙を舞う軽やかな動きを、全体的かつダイレクトに見せるデザインにまとめている。

この「ダブル トゥールビヨン30°」を含め、彼らは高級時計の常識を覆す8つの重要な発明に成功して数々の特許を取得し、時計界のアカデミー賞といわれる「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ」でも数々の賞を受賞。革新性と創造性に満ちたかつてないタイムピースを生み出し、世界の時計愛好家たちを魅了しつづけている。

「グルーベル・フォルセイ」は、時計の聖地として知られるスイス ラ・ショー・ド・フォンに独創的な建築のアトリエを構えている。近未来的な印象の外観だが、一部は17世紀の農家を改築したもので、内部には当時の木造建築の名残もある。

斬新なリノベーションから生まれたこのアトリエでは、同社が掲げる理念のひとつである「ハンドメイド&ハンドフィニッシング」を追求する時計職人たちが、一切の妥協を辞さない手仕事の作業を行っている。そのため、仕上げだけにかかる時間は、1本の時計につきなんと500時間にもおよぶ。すべてのムーブメントは5年間のみ生産され、一度生産終了したモデルは二度と作られることはない。

“時計の街”として世界遺産にも登録される、スイス、ラ・ショー・ド・フォンに構える工房。2025年までに、現在の2,000㎡から5,460 ㎡に増築予定だという。
自然光がたっぷり差し込む、吹き抜けの心地よい空間。
機械に頼らず、全パーツを職人の手で磨き上げることで、鏡のように反射する輝きを纏った時計を生み出す。

2020年、グルーベル・フォルセイはブランドの永続とさらなる発展を目指し、ピアジェ、パネライ、ジラール・ペルゴなど数々の有名時計ブランドで辣腕を振るったアントニオ・カルチェをCEOに迎え入れ、新たなステージに入った。カルチェはマニュファクチュールのアトリエが持つ既存の強みと卓越性を活かしつつ、永く愛される時計ブランドとして確立するために、グルーベル・フォルセイを根本的に変革することを決意する。

そのために、数々の独自技術を開発する「イノベーション」、約500時間かけて仕上げる「ハンドフィニッシュ&ウォッチメイキング」、日差0.3~0.8秒という驚異の精度を実現した「パフォーマンス&高精度」、積層構造で複雑機構を表現する「建築的デザイン」、そして生産本数と生産年数を限定するという「エクスクルーシブ&レア」の5つの柱を打ち出し、これからのグルーベル・フォルセイが進む道を明示した。

2020年にCEOとして迎え入れられたアントニオ・カルチェ氏。名だたるブランドの経営と再構築に携わってきた時計界の重鎮だ。

独自の技術で加工したブランド初のカーボン素材ケースのスポーツウォッチ「バランシエール コンヴェクス」は素材の強さと軽さ、そしてデザイン性によって高い評価を得ているが、今回、日本のパートナーである高級時計専門店YOSHIDAとのコラボレーションモデルが登場した。複雑時計でありながらサイズや厚みを抑え、カーボンのブラックケースが力強さを主張する、アトリエの大胆さと革新性を物語るモデルだ。その2つのモデルを紹介しよう。

バランシエール コンヴェクスS2
カーボンYOSHIDAスペシャルモデル

手巻き、カーボンケース (41.5mm)、ラバーストラップ、5気圧(50m) 防水、限定50本 価格要問い合わせ。

カーボン素材を扱うグルーベル・フォルセイの技術力が凝縮されたモデル。1~5ミクロンのカーボンシートを何層にも重ねることで、より高密度なカーボンを生み出し、技術とデザインの完璧な融合で知られているアトリエ マニュファクチュールの技術力を体現している。さらに、ダークなトーンがコンパクトな印象を強調。ムーブメントや機構、仕上げの卓越性を際立たせている。直径は従来よりも約5%小さくなった41.5mmで、手首に乗せるとその違いは一目瞭然。にもかかわらず、30度に傾斜したテンプの立体感ある動きが存分に楽しめる。

バランシエール コンヴェクスS2 カーボンYOSHIDAスペシャルモデルについて、アントニオ・カルチェは、次のように強調している。

「グルーベル・フォルセイは、卓越性を中心に据えた開発において、重要な発展を遂げています。YOSHIDAとのパートナーシップは、このダイナミクスにとって不可欠なものです。私たちは日本の愛好家の知識レベルの高さに畏敬の念を抱くと同時に、高級時計販売における強力なプレーヤーとして、YOSHIDAチームがエキスパートであることに自信を持っています。

この度、最新素材であるカーボンファイバーに包まれたYOSHIDAスペシャルモデルを発売できることを誇りに思います。日本の時計愛好家の皆さまには、私たちのシグネチャーブランドを定義する仕上げに特別な注意を払い、再考されたムーブメントの構築を高く評価していただけることでしょう」。

3時位置と4時位置の間のブリッジには二重「アーチ」の透かし細工が施され、下にセットされた輪列は、空間に浮かんでいるように見える。

ダブルバランシエール コンヴェクス
カーボンYOSHIDAスペシャルモデル

手巻き、カーボンケース(42.5mm)、ラバーストラップ、5気圧(50m)防水、限定30本 価格要問い合わせ。

ブランド初のカーボンケースを採用し、直径42.5mmというコンパクトなサイズでありながら複雑な構造を組み込ませた野心的なモデル。ケースバックのフォルムは手首のカーブに完璧にフィットし、文字盤では立体的なカーブを描く形状がムーブメントの魅力を余すところなく表現している。さらに、カーボン素材の力強さを示すためにブラックが前面に押し出される一方で、針の先端に配されたブルーがアクセントに。ムーブメントには、サテン仕上げやマット仕上げ、レリーフなどの美しい仕上げが施されていて、ブランド独自のコンヴェクスケースの曲線とマッチしている。

2つのテンプは30度傾斜して並置され、6時位置と7時位置の間に見えるコンスタント・スフェリカル・ディファレンシャル機構によって連結され、誤差を半減する。ダブルバランシエール コンヴェクス カーボンYOSHIDAスペシャルモデルは、ブランドがすべてのタイムピースに求める性能、精度、信頼性を満たした、まさに特別なモデルなのだ。

世界初のグルーベル・フォルセイ ブティックが銀座に今春オープン!

数々のタイムピースが展示され、唯一無二の世界観を洗練された空間と上質なおもてなしで堪能できる待望のブティックがオープン。希少なモデルを間近に見ることができるように。

グルーベル・フォルセイ ブティック銀座
住所:東京都中央区銀座4-3-10
電話番号:03-3538-5401

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