注目のブランド
時代の中で香りをアートへと昇華する「ラリック」のフレグランス
類い稀な美意識から生み出されるクリスタルガラス製品でフランスのラグジュアリーなライフスタイルを代表する「ラリック」。その美意識は“香り”の世界にも大きな影響をおよぼしています。文化芸術の歴史に足跡を残した香水瓶の製作に始まり、現在もライフスタイルに寄り添う多角的な展開の一部としてフレグランスアイテムも多数。豊かで心地よい香りに包まれて、くらしのアップグレードを。
Text:Tomoko Shimizui
Edit:Misa Yamaji(B.EAT)
香りの歴史に足跡を残したメゾン
装飾美術工芸史にその名を残す天才芸術家、ルネ・ラリック。1888年にブランドを設立、アール・ヌーヴォー(新しい芸術)の旗手として名声を博した彼が次なるアール・デコの時代にもその才能を発揮するきっかけとなったのが、1907年に同じヴァンドーム広場に店を構える香水商フランソワ・コティから香水瓶のデザインを依頼されたことでした。
香水瓶の製作を通してラリックが開発した独自のガラス製法は、芸術と産業の融合により、それまでは貴族階級だけのものであった香水を、新しい時代の市民たちに手頃な価格で提供することを初めて可能にしました。
以来、ラリックの歴史は常に香水の歴史と結びつき、1992年にはルネ・ラリックの孫娘であるマリー・クロードがブランド初となるフレグランスを発表。現在に至るまでボトルデザインの創造性とフレグランスの卓越した品質の探求を続けています。
優美な曲線で構成されたデザインの印象が強いラリックですが、メンズのフレグランスがあるのをご存知でしょうか。メンズフレグランスのボトルはどれもシャープでスタイリッシュ。クラシックな男性像を破ることを恐れず、新しい時代のアイコンをイメージしたボトルと香りが新鮮です。
「ラリック ホワイト イン ブラック」は白と黒、光と闇という相反する要素を併せ持つ香り。黒いジャケットからのぞく白いシャツのような、官能と明るさが漂います。
ルネ・ラリックが1913年にデザインしたインク瓶にインスピレーションを得てデザインされた「ラリック アンクルノワール」は、漆黒のインクのようにソリッドな個性と洗練を感じさせる香り。
「ラリック ランスミ」はラベンダーを中心に、モダンでアロマティックなハーモニーを奏でる香りが時代を超えてつける人の魅力を際立たせます。
日々のなかで豊かに香るホームフレグランス
からだや衣服に纏わせる香水とともに、今、注目を集めているのがラリックのホームフレグランスです。ディフューザーは、全4種類。この4月に登場した「ソレイユ/チェンマイ」は、タイ北部の都市チェンマイをイメージしたエキゾティックで魅惑的な香りで、気温や湿度が上がるこれからの季節にぴったりです。
世界を巡って魅惑的な香りを求める調香師のように、ホームフレグランスのコレクション「ヴォヤージュ ドゥ パフュムール」は、どれも旅の情景を思い浮かばせる都市の名前にインスピレーションを得たラインアップです。空間にシュッとひと吹きして、香りの旅へと心を遊ばせて。
ギフトにも最適なフレグランスキャンドル
インテリアのアクセントになる美しいデザインと上品でさりげない香りのバリエーションがギフトとしても人気を集めている「ラリック」のフレグランスキャンドル。「ソレイユ」と「ニュイ」はそれぞれタイのチェンマイの昼下がりとケニアの夜を、「プリュム ブランシュ」はふわりと包み込む白い羽根をイメージした香りです。
最後にご紹介するのは、この5月に発表されたばかりの最新コレクション「アンプラント アニマル」のクリスタルキャンドル。ジャングルに潜む野生動物の生命感をイメージしてデザインされ、火を灯すとアンバー色のクリスタルにタイガーの斑が陽炎のように浮かび上がります。
目覚めの時や仕事をスタートする前、そしてゲストを迎えたりプライベートな時間への切り替えに。「ラリック」のフレグランスアイテムは、時間と空間のラグジュアリーなスイッチとなるはずです。
ラリック(ラリックジャパン)
電話番号:0120-505-220 (フリーダイヤル)
受付時間:10時~18時(土日祝日除く)
公式サイト:https://lalique.jp
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