Kyoto Craftsmanship
古都のクラフツマンシップに心震える
エレガントで静謐なひと時
鴨川のせせらぎと、東山連峰の緑に包まれるように位置する京都・東山。知恩院や清水寺などの名所を抱え、京都の中でも古都の風情をひと際感じられるこの場所に、2019年秋「パーク ハイアット 京都」が誕生しました。日本では25年ぶり、東京に次ぐ2軒目のハイアット最高級ブランド「パーク ハイアット」であり、さらに世界最小規模の全70室にハイアットのホスピタリティが凝縮されているとあって、国内外から高い注目を集めています。
開業一周年を記念したスペシャルパッケージが登場
パーク ハイアット 京都は、古都の魅力にパーク ハイアットのエレガンスを融合させ、別邸のような心地よさを提供する“ラグジュアリーゲストハウス”。総支配人のマーク デ リューヴァーク氏は、「自宅にゲストをお迎えするような気持ちで、地元京都の文化と一体となってパーソナルなサービスでおもてなしを」と、ゲストに寄り添ったサービスに加え、京都という街が悠久の時の中で育んできた、文化や伝統へのリスペクトと感謝の心も大切にしています。
そんな同ホテルの心を形にしたのが、開業一周年を記念して誕生した『パーク ハイアット 京都 クラフツマンシップ・パッケージ』。京都で過ごす思い出を積み重ねてほしいという想いから、「Layers of Memories(思い出を積み重ねていく)」をコンセプトに、一年ごとにテーマの異なるお重を一段ずつ発売。3年をかけて3段重となるプロジェクトです。東山がほんのり紅く色づき出した頃、プロジェクトに触れるリトリートツアーが開催されました。
京都のクラフツマンシップを揃えた一の重
お重をプロデュースするのは京都に息づく伝統工芸の技を受け継ぐ6名によるプロジェクト・ユニット「GO ON(ゴオン)」。伝統工芸を軸とし、アート、デザイン、サイエンス、テクノロジーなど幅広いジャンルとの接点をつくり、プロジェクトを展開しながら伝統工芸のさらなる可能性を探る活動を国内外で行なっています。
メンバーは、西陣織「細尾」の細尾真孝氏、木工芸「中川木工芸」の中川周士氏、竹工芸「公長斎小菅(こうちょうさいこすが)」の小菅達之氏、京金網「金網つじ」の辻徹氏、茶筒「開化堂」八木隆裕氏、茶陶「朝日焼」十六世の松林豊斎氏。プロジェクト第一弾は、彼らのクラフツマンシップが詰まったお重一段目「目覚めの重」を備えたスイートルームに滞在し、宿泊者限定のアクティビティで、その技術や文化を存分に体感できる贅沢な内容です。
一段目のお重ギフトボックス「目覚めの重」
「一日の始まりに、心を落ち着けて穏やかな一日を過ごすことができるように」という願いを込め、一年目となる一段目「目覚めの重」には、お茶道具が収められています。抹茶盌は、松林豊斎氏による朝日焼。京都のお茶どころ・宇治の土と月白釉を使うことで、宇治の穏やかな風土と宇治川の流れを思わせる奥行きのある繊細で味わいのあるブルーに。胴に金彩を施すことで、よりプリミティブに、ラグジュアリーな佇まいになっています。
中次茶入とお重箱は、中川木工芸による手仕事です。中次茶入は、およそ2000年もの間地中に眠っていた神代杉(じんだいすぎ)という特別な木材を使用しています。使い込むほどに風合いが増す美しさをたたえています。また、茶匙と茶筅は公長斎小菅の機能美を追求したひと品。竹工芸職人が一つ一つ丁寧に仕上げた、繊細で美しい道具です。
アクティビティで
京都のクラフツマンシップを体感
さらにお重のギフトボックスにちなんだ宿泊者限定の4つのアクティビティオプションは、京都のクラフツマンシップを、肌身で感じる貴重なチャンス。
1つ目は、宇治川のほとりで約400年続く窯元「朝日焼」を訪れ、マイカップの制作体験を。宿を飛び出し、京都の職人の元で地元の工芸に触れる時間は、旅を特別なものにしてくれるはず。後日自宅へ届けてもらえますが、朝日焼コレクションで料理を提供するパーク ハイアット 京都のビストロスタイルのカフェ「KYOTO BISTRO」でリザーブし、再訪した際に専用カップにするという、まさに別邸を訪れるような楽しみ方も。
2つ目は、「目覚めの重」の茶器セットを利用した、お茶体験と人力車散策です。豊臣秀吉の妻・北政所ねねが晩年の19年間を過ごした地に建つ圓徳院で、秀吉ゆかりの献茶点前で一服召し上がれ。ホテルとお寺の往復は人力車が用意されるので、風情あふれる石畳の道のりを、古人に想いを馳せながら揺られるのも旅の思い出です。
3つ目は、宇治の有機農園の緑茶を使用したシグネチャートリートメント体験。宇治の有機農園で収穫された緑茶を生かしたオーガニックスキンケアブランド『KOTOSHINA(ことしな)』と、パーク ハイアット 京都がコラボレーション。オリジナルの茶の実エッセンシャルオイルやプロダクトを使った極上のトリートメントを受けられます。爽やかな緑茶の香りに包まれて、心も身体もリフレッシュ。
4つ目は、呼吸を整え心を穏やかにするトゥリヨガ体験。ホテル内の静謐な空間で、モデルや通訳としても活躍するヨガ講師、マーヤ・ハンソン氏によるアーサナ・呼吸法・ムドラを大切にした三位一体のヨガで、心を整え、穏やかに。
古都の街並みが広がる
洗練された空間で特別なひと時を
滞在するスイートルームは、東山の中腹から古都の町並みを一望できる、唯一無二のシティビューを含めた9室4タイプ。どの部屋も、心地良さを追求したこだわりのインテリアで構成され、まるで一軒家の別邸に滞在しているかのようなプライベート感に、旅の疲れも癒されます。
タモ材をふんだんに使った天井は部屋から窓の外へと続く大胆なデザインで、天井とひさしが一体となることで一段と開放的に。窓から眺められる古都の街並みを独り占めしているような感覚は、ほかでは味わえない唯一無二の体験になるでしょう。
京都のクラフツマンシップに触れる、ほかでは出会えない京都。心を豊かにしてくれる上質な旅は、パーク ハイアット 京都で叶えられます。
『パーク ハイアット 京都 クラフツマンシップ・パッケージ』
355,000円~(税・サービス料別)
期間/2021年10月29日(金)まで
PARK HYATT KYOTO
住所/京都市東山区高台寺桝屋町360
TEL/075−531-1234
URL/www.parkhyattkyoto.jp
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