申し分のない設備やサービスに加え、個性と風格、逸話を有する宿。
「名門の宿」は世界各地のホテルや旅館を体験したmoment編集室によるセレクションでお届けします。

名門の宿 第4回
パークハイアット パリ-ヴァンドーム パリ(フランス)

Park Hyatt Paris – Vendôme

撮影・Celine T 文・moment編集室

フランスのホテルには政府による格付けがある。新進ながら最高級の5つ星を上回る「パラス」をもつのが、パークハイアット パリ-ヴァンドームだ。

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ラ・ペ通りのホテル入口。

風格とエスプリに満ちたパレスホテル

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世界最高峰の芸術やファッション、美食を求めてパリを旅する時、それに見合うホテル選びもまた重要な問題だ。

フランスのホテルは、政府の定めた基準によって格付けが行われているが、2010年、これまでの最高級である5つ星を上回る「パラス」という格付けが創設された。パラスは、すでに5つ星を獲得した中でより格調高く、快適性に優れ、質の高いサービスを提供する16のホテル(パリには8軒)に与えられている。 中でも、2002年開業の新進ながらパラスを獲得したのが、パークハイアット パリ-ヴァンドームである。

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同ホテルが建つラ・ペ通りは、錚々たる宝飾ブランドが並ぶヴァンドーム広場とオペラ座を結ぶ、パリ屈指の華やかな通り。建物は、かつてオートクチュールのメゾンとして使われていた19世紀の優雅な邸宅だ。客室は白、茶、金をベースにしたスタイリッシュなデザインだが、どこか温もりのある雰囲気も漂う。聞けば、アマン・リゾートを手がけたことで知られる建築家、エド・タトルの設計だという。確かに、ジム・トンプソンのシルクや引き戸を取り入れるなど、随所にアジア的なエッセンスがちりばめられていて、日本人にはなんとなく落ち着く。

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食もまた個性的だ。ミシュラン星付きレストラン「ル・ピュール」のジャン-フランソワ・ルケットシェフは、自身が愛する「旅」をテーマにした“コンテンポラリー・フレンチ”を提供する。旅先で出合った味覚やハーブを縦横無尽に組み合わせた独創的なフレンチを、パリの中心で体験できるのも興味深い。

伝統に縛られず、とはいえ伝統を尊重しながら “現代版パラス”を目指すパークハイアット パリ-ヴァンドームは、数々の先端モードを生み出してきたパリの美意識とエスプリを受け継いだホテルと言えるだろう。

Park Hyatt Paris - Vendôme

パークハイアット パリ-ヴァンドーム

住所:5 Rue de la Paix 75002, Paris
電話:33-1-5871-1234
URLhttp://paris.vendome.hyatt.com/

(2016年2月/取材は2013年7月)