
クルーズ旅/リージェント セブンシーズ クルーズ
人生で一番のご褒美となるクルーズ旅へ。
クルーズ旅に一度でも憧れたことがあるならば、「一生に一度」のご褒美と思って、今こそ実現してみないか。旅慣れた大人たちが夢中になる理由も含めて、その魅力を動画とともにお伝えしよう。
Photos & Video:Yoshiaki Tsutsui(Il Nido)
Text & Edit:Shigekazu Ohno(lefthands)
豪華なだけでない、実はコストパフォーマンスにも優れたクルーズ旅
為替レートが低迷する中、海外旅行が遠のいてしまったように感じる人も少なくないのでは。実はそんな背景もあって、ますます注目されているのがクルーズ旅である。
世界でもトップクラスの人気を誇るリージェント セブンシーズ クルーズなら、一度乗船してしまえば、毎日の食事やお酒から、船内で体験できる多彩なアクティビティやエンターテインメント、さらには寄港地で船を降りての観光までを含めて、追加料金なしのオールインクルーシブで楽しめるからだ(*選択肢として、一部有料のオプションプランやメニューもあり)。

高嶺の花と思われてきたクルーズ旅が、上手に利用すれば、むしろバリューであると、旅慣れた上級者たちから気づき始めてきたというわけだ。
2025年moment春号の特集でも取り上げているが、船旅には実際、リージェント セブンシーズ クルーズのオールインクルーシブに加えて、さらに幾つかの大きな利点がある。そのひとつが、移動時間が無駄にならないことだ。
飛行機旅では、移動時間にできることといえば、食事をするか、映画を観るか、寝てしまうかの、ほぼ三者択一であるのに対し、船旅では「海の上のリゾートホテル」としての船内で羽根を伸ばして過ごしているうちに、あるいはふかふかのベッドの上で寝ているうちに、次の寄港地に到着できるのだから、違いは歴然といえよう。ちなみにリージェント セブンシーズ クルーズの船は、すべてがスイートルーム仕様で、90%以上が海に面したプライベートバルコニー付きとなる。


それにしても、一度チェックインして自分の部屋に荷物を広げてしまえば、あとは船を降りる日まで、移動のたびの荷づくりや荷ほどきから解放されるというのが、どれだけ楽なことか。シニア層からも人気の理由は、この部分も大きいだろう。
船内に「洋上の我が家」としての部屋がある利点は、ほかにもある。寄港地に着いたら、必要な手荷物ひとつの身軽な格好で観光にでかけられるのだ。チャーターバスなどの交通手段を含む、バラエティ豊富な現地ツアーまでが無料で楽しめるとなれば――、クルーズ旅がトータルで考えると、いかにコストパフォーマンスよく海外旅行が楽しめる唯一無二の手段であるかが、おのずと見えてくるはずだ。

今回乗船したセブンシーズ エクスプローラーは、乗客数746人/重量55,254トンの中型船で、のんびりとバカンスを楽しむのにちょうどいいサイズ感であった。船の中にも外にも豊かな空間を擁しており、プールに行こうが、レストランに食事にでようが、舞台を観にシアターにでかけようが、混雑とはほぼ無縁。船旅にでて、人疲れしてしまっては本末顛倒というものだろうから、その点においても嬉しいではないか。

大いなる魅力としては、日々の楽しみとしての飲食の場となるレストランやラウンジが、非常に充実していることが挙げられる。好きなものを、好きなときに、好きなだけ食べられるメインダイニングに加え、フランス料理、イタリア料理、アメリカンステーキハウス、アジア創作料理と、さまざまなスペシャリティレストランがあり、舌の肥えたグルマンたちを飽きさせることがない。

ほかにも、ライブミュージックやダンスなども楽しめるラウンジ&バー、太陽の下でウェルネスなひとときを過ごすためのプールグリル&バー、焼きたてのパンやペイストリーを淹れたてのコーヒーとともに楽しめるカフェなど、船の上でのリゾート時間を“美味しく”彩ってくれる施設が盛りだくさん。

もしも体重が気になってきたら――、ジムでトレーニングに勤しんだり、甲板でジョギングやランニングをしたり、プールで泳いだりするのもいい。スパでは、コンディションに合わせた各種トリートメントが受けられる。いずれにしても、次の食事がより美味しくなること請け合いだ。
人生で一番のご褒美となるクルーズ旅を、今こそ実現してみないか。