Travel

Spring 2025号 掲載記事

今年こそ“憧れのクルーズ旅”を自分ごとに
Welcome aboard
海の上に広がるリゾート時間への誘い

さまざまな旅を経験してきた大人たちが、最後に逢着するのがクルーズ旅だといわれている。敷居が高いと思っている人も多いかもしれないが「一生に一度」と思って乗ってみると「一年に一度」に変わるというのはなぜか。世界でもトップクラスの人気を誇るリージェントセブンシーズ クルーズに乗り、その魅力をお伝えする。

Photo:Yoshiaki Tsutsui(Il Nido)
Text:Shigekazu Ohno(lefthands)

リージェント セブンシーズ クルーズは、オールスイート&オールインクルーシブのサービスで知られる世界のトップブランド。優雅なクルーズ旅を、世界の7つの海で提供している。
セブンシーズ エクスプローラー「シグネチャー スイート」のバルコニー。開放的な屋外のリビング空間となっている。
船内とは思えないような壮麗な吹き抜け空間のロビー。
海の上のリゾートホテルへようこそ。
やりたいことでいっぱいの毎日が、あなたを待ち受けている
客室のイメージ。窓の外にはオーシャンビューのバルコニーが広がる。
左:スパのインフィニティープール
右:広いデッキを走る人たちも。

Activities&Entertainments

退屈する暇のない充実した毎日を

「同じ船の上に何日もいて、退屈しませんか?」――船旅について語るとき、必ずといっていいほど聞かれる質問である。そこで論より証拠、乗船中にあなたを待ち受けている数々のアクティビティやエンターテインメントの一部を最初にご紹介しよう。

その前に思い出していただきたいのは、リゾートホテルで過ごす休日。あなたはただ自分の部屋に籠っていただけだろうか?否、レストランやスパをはじめとするホテル内のさまざまな施設を利用するだけでなく、豊かな自然に囲まれた広大な敷地で、まぶしい太陽の下、心とからだが開放されるように感じるひとときを満喫したことだろう。そんなイメージを思い浮かべることができたら――、船という既成概念を取り払って、クルーズ船は「海の上のリゾートホテルである」と思ってもらえないだろうか。

今回ご紹介するのは「世界でもっとも豪華なクルーズライン」として知られるリージェント セブンシーズ クルーズ。あなたの旅に彩りを添えてくれる多種多様な施設が充実しているだけでなく、選ぶのに迷うほどの食事も、ワインやカクテルも、夜ごとステージ上で繰り広げられるきらびやかなエンターテインメントも、スパやジムも、追加料金を支払うことなくオールインクルーシブで楽しめるという革新的なサービススタイルによっても、世界中のクルーズファンを虜にしているのだ。

船内では夜な夜な多彩なステージを開催。カジノにも挑戦できる。
スパやエステで整うひとときを。

もっとも楽で安全な旅のスタイル
寄港地観光まで含むオールインクルーシブ

リージェント セブンシーズ クルーズの客室はオールスイートで、90%以上が海に面したプライベートバルコニー付き。自宅のような居心地のよさのもとに、くつろいで過ごすことができる。それに加えて、部屋を出るとクルーの誰もが各々のプロフェッショナルとしての仕事と、とびきりの笑顔でもてなしてくれる。そこで感じる心地よさこそが「ホーム・アウェイ・ホーム」(洋上の我が家)をコンセプトとするリージェントならではの究極のホスピタリティだ。

さらに、クルーズ旅において実際に体験してみてわかる大きなありがたみは、移動の楽さにある。一度乗船してしまえば、あなたの部屋は文字どおりあなたの「我が家」となるわけだから、ふつうの旅のように、移動のたびに生じる面倒な荷づくりと荷ほどきから解放されるのだ。

そうしてたいていの場合、クルーズ船は寝ている間に、次の港に到着する。新しい国、新しい土地に、あなたは「洋上の我が家」からバックパックひとつで繰り出せる。どこに行ってどう過ごすかは、デスティネーションサービスデスクに気軽にご相談を。グルメあり、アクティビティあり、自然と遊ぶ冒険や文化・歴史に触れる体験など、好みに合わせたツアーに、こちらも追加料金なし※で参加できる。もちろん、港からの交通手段もチャーターバスなどが手配されていて、同じ船の乗船者たちと一緒だから、慣れない土地でのトラブルの心配もないというのもありがたい話ではないか。
※一部有料のツアーもあり。

左:港から見ると船の大きさに改めて圧倒される。
右:下船の様子。船内の「我が家」から身軽に繰り出せる。

Boarding & Disembarking

部屋でくつろいでいる間に次の寄港地に到着。
「港を巡り、街を巡る」というクルーズ旅ならではの醍醐味
左:広々としたデッキフロア。青空の下、リラックスして過ごせる。
右:オールデイダイニング「ラ ベランダ」のテラス席。シャンパンとともに優雅な午後のひとときを。
寄港地でのツアーも、送り迎え&ガイド付きで安心。

Culinary Experience

「次はどこで何を食べようか?」のワクワクが毎日続く――。
船上のリゾート時間を彩る、特別なグルメ体験

クルーズ船は、海の上のリゾートホテル。船内にはスタイリッシュなカフェ、バー、ラウンジ、そして世界の名店で腕を磨いてきた気鋭のシェフたちが腕を振るう、さまざまなスタイルの本格的なレストランがある。船の中とは思えないようなラグジュアリーな空間と一流のホスピタリティも含めて、そこでは人生の記念となるような“特別なご褒美”としてのグルメ体験が、日々あなたを待っている。

左:メインダイニングの「ラ ベランダ」(写真はテラス席。夜はイタリア料理レストラン「セッテマーリ」として営業)
右:「コンパスローズ」は予約不要の自由席制。1日中いつでも、誰とでも、好きな席で好きなだけ、食事と飲み物が楽しめる。

01 [フランス料理]
シャルトリューズ

オードブルの一品「タルタルステーキのキャビアのせ」。上質な赤身のアンガスビーフのうまみをキャビアの程よい塩気が引き立てる。

シャンソンが流れる優美な空間と、伝統の技法を大切にしながらモダンな感性を活かしたメニューが魅力のフランス料理レストラン。豊富なリストからソムリエがすすめてくれるワインとともにゆっくり味わいたい。


02 [ステーキハウス]
プライム7

看板料理として人気の「サーフ&ターフ」。約170gのフィレミニョンステーキの上に香ばしく焼いたロブスターテールを乗せた逸品。

上質なプライムステーキを、モダンなアレンジのもとに提供する豪華なステーキハウス。重厚かつシックなインテリアやアペリティフを楽しむためのウェイティングバー、牛を描いたピカソのアートとともに楽しみたい。


03 [メインダイニング]
コンパスローズ

「スパイシー仕立てのストライプドバス(スズキ)のグリエ」。上品な白身魚に唐辛子ベースのハリッサで香り付けしたメインの魚料理。

メインダイニングならではの大空間は、色とりどりのシャンデリアを飾った豪華なインテリアによって海の宮殿さながらといった印象。ディナー時には着飾ったゲストたちにより、さらに華やいだ雰囲気に。


04 [アジア創作料理]
パシフィックリム

「鶏肉とフォアグラの餃子」。三角形の可愛らしい餃子。ひと噛みしたとたん、口中にフォアグラの芳醇にして濃厚な香りが広がる。

西洋料理に疲れを感じた頃に嬉しいのが、アジア創作料理を謳うレストラン「パシフィックリム」の存在だ。ここでは鮨や天ぷらといった日本料理から中国料理、タイ料理などがスタイリッシュアレンジのもとに供される。

それはまさに、洋上のリゾートホテル。
海の上にいることを忘れてしまいそうな、広大かつ壮麗な空間が広がる船内

Facilities&Spaces

広大な船内の施設を楽しみ尽くそう
左:トップライトから自然光が降り注ぐエレベーターホール。
右:ルーレットやカードゲームもできる本格的なカジノもある。夜は大人の社交場としてにぎわいを見せる。

クルーズ船に乗ったことがない人から「船は酔わない?狭くない?」という質問もよく聞かれるが、いずれも残念ながら古い時代の既成概念であるといわざるを得ない。まず、近年のクルーズ船にはフィン・スタビライザーというコンピューター制御の優れた揺れ防止装置が備わっており、荒れた海でもほぼ揺れを感じることがない。少しでも疑う人は、前述を見直して、考えてみてほしい。レストランの卓上に並べられた高価なワイングラスが、揺れるたびに倒れて割れる――などということが、果たしてあり得ようか?と。「船は狭い?」という質問に対しての答えは、上の写真をご覧あれ。乗船したセブンシーズ エクスプローラーの全長はおよそ224m。ビルに喩えると、地上55階建ての新宿三井ビルティングに相当する。高層ビルを横にして浮かべたような大きさの船と思っていただければ、その中にどれだけ広大な空間が内包されているかというイメージが湧くのではないだろうか。

また、参考までに一番広い客室「リージェント・スイート」の広さは、バルコニー込みで約412㎡。部屋の中を行き来するだけで、運動不足も解消されるというものである。

言い添えると、クルーズ船には高層ビルの屋上とは比べ物にならない面積の屋外空間が、デッキ上に広がっている。青空の下、プールサイドでのんびり過ごすも、ジョギングしたり、スポーツを楽しむも思いのまま。のびのびと過ごせるリゾート時間が、そこにはある。

左:デッキに設けられたパドルテニスコート。
右:海を眺めながらパターゴルフも楽しめる。

Professionals

あなたの船旅をエスコートしてくれる
それぞれの分野のプロフェッショナルたち

行ってみたい場所があれば
一生の思い出となる船旅で

[船長]ルクサ・クリストビッチ氏

私たちの船には、LEXUSと同様に眺めて美しい船体と空間、そして世界トップクラスのおもてなしがあります。私の仕事は皆さまの安全を約束すること。あらゆる可能性を想定し、航海中は常にプランB、プランCを用意します。行ってみたい場所があったら船旅でどうぞ。旅の過程そのものが、想像を超える一生の思い出となることでしょう。

船内にいながらにして
世界最高峰のグルメ旅を

[シニアエグゼクティブシェフ]ディーノ・シュレーガー氏

ゲストを世界最高峰のグルメ体験でおもてなしするのが、私たちの役目です。フランス料理、イタリア料理、ステーキハウス、アジア料理の各レストランに共通するのは、最高品質の素材を使って丁寧に仕込むこと。ソースからパン、アイスクリームまで既製の加工品は一切使用しません。真心込めてつくる料理を楽しんでいただけたら幸いです。

乗船時に聞こえてくるのは
「お帰りなさい」の挨拶

[総支配人]アレッサンドロ・メネガッツィ氏

オプション料金やチップなどの煩わしさを廃し、ゲスト目線に立って「オールインクルーシブ」としたのが私たちの強みです。クルーたちも喜びを持って接客に当たっているので「君に会いたくて、また乗ったよ」とおっしゃってくださる方も。リピーター率70%以上という数字も我々の誇りです。人生の新たな地平を開くクルーズ旅へ、ようこそ。

リージェント セブンシーズ クルーズで巡る
海外・国内3コースのご紹介

多種多様な寄港地、贅を尽くした設備、至高のサービスが三位一体となった最高級ランクのラグジュアリークルーズ。豪華絢爛な客船を舞台に華やかな洋上生活を満喫しながら、絵に描いたような地球規模の絶景が楽しめるおすすめのクルーズを厳選しました。

リージェント セブンシーズ クルーズと同グループ
会社の美食のプレミアムクルーズをご紹介

スターシェフ渾身のバラエティ豊かな食事を、自由に心ゆくまで楽しめるクルーズライン。コストパフォーマンスに優れたアッパープレミアム客船として、世界各国で愛されている。

ラグジュアリークルーズのお申し込みもこちらから

トヨタファイナンス トラベルデスクまでご連絡ください。
クルーズの説明やお申し込み、受け付けは、クルーズ代理店インターナショナル・クルーズ・マーケティング株式会社からご案内いたします。
※0800-700-8160 9時~17時(日祝・年末年始除く)
東京都知事登録旅行業第2-8259号 一般社団法人日本旅行業協会正会員
※本クルーズ商品の販売は、クルーズ代理店インターナショナル・クルーズ・マーケティング株式会社(以下、代理店)が行うものです。
トヨタファイナンス トラベルデスクにてお客さまのご本人さま確認後、代理店へ氏名・連絡先を連携し、代理店より改めてご連絡いたします。

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