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My Dream MONACO HOLIDAY
世界のVIPが集うリゾート地へ
美しきモナコの旅

一生に一度は訪れてみたい地中海の宝石、モナコ。世界で2番目に小さな国でありながら、王族や富豪、世界のスターたちが住まいを構え、世界でも随一の華やかさを誇ります。F1をはじめとするモータースポーツの聖地としても知られ、あらゆるラグジュアリーに満ちた公国への旅は、一生忘れがたい至福の思い出をもたらすことでしょう。

Text:Mari Maeda(lefthands)
Edit:Shigekazu Ohno(lefthands)

モンテカルロの名門ホテルに泊まる至福

初夏の陽光が紺碧の海にきらめく頃、モナコの社交シーズンは幕を開けます。世界の富豪が集い、海には多数の豪華なヨットが浮かんで、華やぎあふれる街の様子に自然と胸が高まります。

宿泊先となるのは、名門ホテル「オテル・エルミタージュ・モンテカルロ」。1895年に開業して以来、世界のVIPが“別邸”のように愛しつづけるモンテカルロの至宝。今日も当時の優雅さを色濃く残しながら、“隠れ家”を意味するエルミタージュという名のごとく、貴婦人の館を訪れたかのような極上のもてなしで迎えてくれます。

ベル・エポック様式の優雅なたたずまいが、モナコの青い空に映える「オテル・エルミタージュ・モンテカルロ」。©Monte-Carlo Société des Bains de Mer

モナコの中心部から地中海を一望するロケーションだけでなく、あらゆる面で贅を極めた「オテル・エルミタージュ・モンテカルロ」。ここでの滞在は、夢のようなひとときが約束されています。エレガントな館内は、ベル・エポック時代の優美さにモダンな軽やかさが加えられ、高貴ななかにもリゾート地らしいリラックスしたムードを漂わせます。足を一歩踏み入れると、街の喧噪を忘れさせる心地よい雰囲気に、深いやすらぎを覚えることでしょう。

重要文化財として指定されているガラスドームと、現代的な深紅のソファが調和するロビー「Jardin d’hiver(冬の庭)」。©Monte-Carlo Société des Bains de Mer

“冬の庭“と名付けられたロビーでは、エッフェル塔を手がけたギュスターブ・エッフェル設計による壮麗なガラスドームにため息がこぼれることでしょう。朝食は、このドームを囲むメザニンで。天井から降り注ぐ明るい光に包まれ、時空を超えた美を鑑賞しながら口に運ぶ朝のコーヒーは格別です。

世界屈指の伝統と歴史を持つ「テルム・マラン・モンテカルロ」も、宿泊客の目当てのひとつ。ヨーロッパでもっとも美しいと称されるタラソテラピー・スパは、2,000坪におよぶ広大さを誇ります。プールでひと泳ぎし、施術を受け、バスローブのまま気ままに過ごしていると、身も心も芯からほぐれていくのを感じるはずです。日光浴エリアに出て、対岸のロシェ、あるいは眼前のヨットハーバーを見下ろしながらジャクジーに浸れば、日頃の疲れも瞬く間に消えていくことでしょう。

紺碧の海に面した「テルム・マラン・モンテカルロ」の日光浴エリア。©Monte-Carlo Société des Bains de Mer
ジャグジーに浸り、紺碧の海に浮かぶ豪華なヨットを眺めるのも素敵な非日常のひととき。©Monte-Carlo Société des Bains de Mer

ここにしかない美食を堪能し尽くす

コート・ダジュール特有の陽の光を感じながら、高級ブランドショップが並ぶホテル界隈を散策したり、旧市街や王宮といった故グレース公妃のゆかりの場所を訪ねるなど、滞在中には数多くの楽しみがあります。なかでも、世界を魅了する地中海料理を堪能する喜びは外せません。料理界の帝王、アラン・デュカスが長きにわたりミシュランガイド三ツ星を維持しつづける「ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス・ア・ロテル・ド・パリ」をはじめ、モナコに新風を巻き起こす「パヴィヨン・モンテカルロ ヤニック・アレノ」など、世界の一流を知る美食家たちが賞賛してやまない名店にはぜひ訪れたいもの。

現代フランス料理界の巨匠、ヤニック・アレノが2022年にオープンした「パヴィヨン・モンテカルロ ヤニック・アレノ」。©Monte-Carlo Société des Bains de Mer
地中海の新鮮な魚介とオーガニックハーブを使った軽やかでモダンな一皿。©Monte-Carlo Société des Bains de Mer

かの「カジノ・ド・モンテカルロ」でも、食事を楽しむことが可能です。1863年に当時のモナコ大公シャルル3世がつくらせた建物は、パリのオペラ座を手がけた建築家シャルル・ガルニエの設計による圧倒的な存在感で知られています。豪華な外観もさることながら、内部の空間もステンドグラスや絵画、彫刻などで美しく飾られ、紳士淑女でにぎわいを見せた当時の社交界を偲ばせる趣は一見に値します。

「カジノ・ド・モンテカルロ」内の「ル・サロン・ローズ」では、きらめく地中海を眺めながら食事ができる。©Monte-Carlo Société des Bains de Mer
街の中心地に建つ「カジノ・ド・モンテカルロ」は今日のモナコを築いた象徴的存在。

レジェンドが蘇るモナコ・ヒストリック・グランプリ

さて、モナコを語る上で欠かせないのが華麗なるモータースポーツの世界です。歴代の大公が車を溺愛してきたがゆえに、公室が支援するモナコ・グランプリはFIのなかでも別格の存在。その軌跡を振り返ろうと、1997年から隔年で5月に開催されているのが「モナコ・ヒストリック・グランプリ」です。歴代のレーシングカーと往年の名レーサーが一堂に会し、約200台もの名車が街中を駆け抜けます。かつての威光が蘇り、時にレースさながらの激しいバトルが繰り広げられると、観客はノスタルジーに酔いながらも大きな興奮に湧き返ります。勝者へはFIレース同様、モナコ大公自らがトロフィーを授与するのも恒例です。

F1と同じように街中の公道がレース・サーキットとなり、往年のレーシングカーが疾走する。©Monte-Carlo Société des Bains de Mer
参加が許されているのは戦前の黎明期から1980年代までのレースに参戦したクラシックカーのみ。©Monte-Carlo Société des Bains de Mer

嬉しいことに「オテル・エルミタージュ・モンテカルロ」に宿泊すると、レースの様子を室内から眼下に観戦できる楽しみが待っています。館内ではレースを終えたレーサーや着飾ったセレブリティたちがテラスに集い、シャンパングラスを片手に談笑する様子を目にすることも。そうした光景はまさにヨーロッパの社交界そのもので、甘美な旅の記憶とともに、生涯忘れがたいものとなることでしょう。

黄昏色に染まる地中海とモナコの街並み。

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今こそ、憧れの本命リゾートへ
美しき「モナコの休日」7日間

モナコを象徴する「カジノ広場」

おすすめツアーポイント No.1
五ツ星ホテル「オテル・エルミタージュ・モンテカルロ」に5連泊

「オテル・エルミタージュ・モンテカルロ」© MONTE-CARLO Société des Bains de Mer

海側のお部屋でゆっくりとおくつろぎください。ご滞在中は、プールやフィットネスなどもお楽しみいただけます。その他、ウェルカムアメニティや85€ のホテルクレジット(滞在中1室あたり)をご用意しています。

おすすめツアーポイント No.2
モナコ・ヒストリック・グランプリをホテルのテラスから観戦

© MONTE-CARLO Société des Bains de Mer

1980年以前に製造されたレーシングカーのみが参加するカーレース。モナコの市街地をクラシックカーが疾走するまるでタイムトラベルの興奮を味わうかのような幸福の体験をお楽しみください。

※スタンド観戦チケットも手配可能です。(オプショナルプラン①をご覧ください。)

おすすめツアーポイント No.3
ミシュランガイド星付きレストランなど素敵な美食体験

上)ミシュランガイド三ツ星レストラン「ル・ルイキャーンズ・アラン・デュカス・ア・ロテル・ド・パリ」
下)ミシュランガイド一ツ星「パヴィヨン・モンテカルロ ヤニック・アレノ」
※© MONTE-CARLO Société des Bains de Mer

ミシュランガイド一ツ星「パヴィヨン・モンテカルロ ヤニック・アレノ」でディナー、絶景の「シャトー・エザ」でランチ、モナコのカジノ内の「ル・サロン・ローズ」でディナーなど特別な美食体験をお楽しみください。

※「ル・ルイキャーンズ・アラン・デュカス・ア・ロテル・ド・パリ」のディナーはオプショナルプランで手配可能です。(オプショナルプラン②をご覧ください。)

おすすめツアーポイント No.4
モナコ、コート・ダジュールを巡る、充実の観光

絶壁の上にある「鷲の巣村」エズ © P_MASSON

モナコではグレースケリーの足跡をたどるツアー、「鷲の巣村」といわれるエズやニースなどモナコの周辺地も存分に堪能できます。

おすすめツアーポイント No.5
ベテラン添乗員と現地日本人ガイドの安心のサポート体制

おすすめツアーポイント No.6
フライトはビジネスクラスを利用

※羽田空港発着の国際線区間のみ

ツアー行程

日時 旅程
Day1
5/8
(水)
午前:羽田空港発、(乗継)空路、ニース コート・ダジュール空港へ
夜:ニース コート・ダジュール空港到着。
専用車にてモナコへ
ホテル・エルミタージュ・モンテカルロ チェックイン
[食事]朝:×、昼:機内、夕:機内
Day2
5/9
(木)
ニース・エズ・モナコ観光
午前:シャガール美術館(入場)
昼食:ミシュランガイド1ツ星レストラン「シャトー・エザ」のテラス席にて絶景を眺めながらお楽しみください。
午後:エズ村散策(下車)「鷲の巣村」とも呼ばれる、海から垂直に切り立つ崖の上にある小さい村を散策します。
モナコ大公自動車コレクション見学(入場)
夕食:ホテル内のミシュランガイド一つ星レストラン「パヴィヨン・モンテカルロ ヤニック・アレノ」でお楽しみください。
[食事]朝:〇、昼:〇、夜:〇
Day3
5/10
(金)
終日自由行動
[食事]朝:〇、昼:×、夜:×
モナコ・ヒストリック・グランプリ開催期間
「オプショナルプラン①」
スタンド観戦チケット手配
Day4
5/11
(土)
午前:モナコ市内観光(公共交通機関で移動) グレースケリーゆかりの地を訪ねます。
モナコ大公宮殿前広場(下車)、大聖堂(入場※)、グレース公妃薔薇園(入場)
昼食:モナコにて
午後:自由行動
夕食:カジノ・ド・モンテカルロ内にある「ル・サロン・ローズ」にて
[食事]朝:〇、昼:〇、夜:〇
Day5
5/12
(日)
ヒストリック・グランプリ観戦
ホテルのテラスよりクラシックカーの迫力あるレースをお楽しみください。
昼食:各自
夕食:各自
[オプションプラン②]
ご希望者にはミシュランガイド三ツ星レストラン「ル・ルイ・キャーンズ・アラン・デュカス・アロテル・ド・パリ」でのお食事をご用意いたします。
[食事]朝:〇、昼:×、夜:×
Day6
5/13
(月)
ご出発まで自由行動(12時までお部屋をご利用いただけます)
チェックアウト後、専用車にてニース コート・ダジュール空港へ
午後:ニース コート・ダジュール空港発、(乗継)空路、羽田空港へ
[食事]朝:〇、昼:×、夜:機内
Day7
5/14
(火)
午後:羽田空港 到着

ツアー詳細

出発日:2024年5月8日(水)~2024年5月14日(火)
旅行代金:2,480,000円 (大人おひとりさま料金・2名さま1室利用)

※日本国内での空港施設使用料、旅客保安サービス料、海外の空港施設諸税、燃油サーチャージ(目安83,000円、2023年9月1日時点)が別途必要になります。※ 1名さま 1室料金については、下記トラベルデスクへお問い合わせください。

申し込み期限:2024年2月29日(木)

【定員】5組10名さま(最少催行人員:6名さま)
【食事条件】朝食5回・昼食2回・夕食2回
【添乗員】同行します
【利用予定ホテル】オテル・エルミタージュ・モンテカルロ
シービュールーム(2名さま1室利用)
【取消料】旅行開始日の前日から起算してさかのぼって30日前に当たる日以降に取り消した場合、取消料が発生いたします。
【利用予定航空会社】日本航空またはエールフランス航空
ビジネスクラスの利用は、羽田空港発着の国際線区間のみとなります。
※5/11(土):大聖堂については儀式や行事のため、入場不可となる場合がございます。

詳しい旅行条件を記載した書面をお渡ししますので、ご確認のうえ、お申し込みください。

オプショナルプラン①
モナコ・ヒストリック・グランプリ スタンド観戦チケット手配

詳細は下記トラベルデスクへお問い合わせください。

オプショナルプラン② 5日目夕食
「ル・ルイ・キャーンズ・アラン・デュカス・ア・ロテル・ド・パリ」でのコースディナー

※4コース(ハーフポーション)+チーズ&デザート
※お申し込み期限:2024年2月29日(木)
※オプショナル代金(おひとりさま):85,000円

お問い合わせ・ご予約はトヨタファイナンス トラベルデスクにて承ります。

電話番号: 0800-700-8160(9時~17時/日祝・年末年始除く)
https://tscubic-travel.com/t

※画像はすべてイメージです。

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