旅行企画
祈りと癒しの島、長崎県五島列島の旅
「五島リトリート ray by 温故知新」で極上のリゾート体験に身を委ねる
今回旅行企画でご紹介するのは、秘境と呼ばれる長崎県五島列島 福江島に、2022年にオープンした話題のリゾートホテル「五島リトリート ray by 温故知新」。島の歴史と文化を感じさせながらも、洗練されたもてなしの空間とコンテンツによって、ロマンティックな“離島の旅”を演出してくれます。
サンクチュアリーと呼ぶべき美しき五島
“五島”とは随分と謙遜した物言いで、実は152もの島嶼からなります。離島であることから開発の手を逃れ、未だ秘境と呼ばれるような手付かずの自然を残しています。同様に、16世紀に伝来したキリスト教が迫害を受けた際にも、五島には多くの潜伏キリシタンたちが身を隠し、密かな祈りをつなげました。五島は自然にとっても人にとっても、サンクチュアリーと呼ぶべき場所でありつづけているのです。
そんな五島は2018年、世界文化遺産に登録されたこともあり、海外からも広く注目を集めるように。
温故知新グループが手がける話題のリゾートホテル
空路、海路ともに玄関口となるのは福江島。海もあれば山もあり、城址もあるこの島で今訪れるべきデスティネーションが「五島リトリート ray by 温故知新」。2022年にオープンして以来、旅の上級者たちの間で話題となっているリゾートホテルで、全26室が露天風呂の付いたオーシャンビュー仕様となっているほか、ここでしか味わえない豊かな海の幸を中心とした“島の味”でもてなしてくれます。
またスパで体験したいのは、センシュアルな空間で水の力を使って全身の循環を促すヴィシーシャワートリートメント。施術後、生まれ変わったような心地で海を眺めながら深呼吸をすれば――ここで過ごす時間がいかに極上の癒しとインスピレーションに満ちているかに気づかされるはずです。
現代美術館を彷彿させるようなモダンデザインと、どこかほっとさせるような温かみのあるテクスチャー、そして密やかに五島の歴史や文化を仄めかすディテールを持つ建物を設計したのは、日本を代表する空間デザイナーの橋本夕紀夫氏。滞在中は、空間に秘められた物語を読み解いていくのも、ひとつの楽しみとなるでしょう。
せっかく五島に来たならば、せわしない旅は似合いません。ゆっくりと腰を据えた連泊にして、島の散策やアクティビティまで心ゆくまで楽しみたいものです。
ホテルの周辺だけでも、見どころに不自由することはありません。目の前に広がる鎧瀬熔岩海岸は、およそ5万年前、後背にそびえる鬼岳から流れ出た熔岩が固まってできたもの。潮騒を聞きながら、悠久の時の流れに想いを馳せる散策は、心満たしてくれる素晴らしい自然との触れ合いの機会となるはずです。
なだらかな稜線を描く鬼岳は、緑に覆われた爽やかな高原を思わせるハイキングスポットで、ホテルから自転車を借りてでかけるのもいいでしょう。街明かりの少ない離島であるがゆえに天文台もあり、運がよければ満点の星空を横切る流れ星に、願いを唱えることもできるかもしれません。
穏やかな天気に恵まれたのなら、海にでるのもいいでしょう。コンシェルジュに相談すれば、送迎付きで船を手配してもらえます。アペリティフを楽しみながらの観光クルーズもおすすめのほか、腕に覚えのある者ならば、そこは釣り師たちが憧れるヒラマサやカンパチといった青物の聖地。ガイド船に乗って、一発大物にチャレンジすることもできるとあり、胸が躍ります。
船は苦手という人ならば、ゴルフという選択肢もあります。福江島には素晴らしいオーシャンビューを誇る全18ホールの五島カントリークラブがあり、のびのびとした気分でプレーを楽しめます。ホテルに帰ってからの食事も、より箸が進むこと間違いなしというものです。
離島とはいえ、長い文化と歴史を持つ福江島。島内にはかつて五島藩主の居城として築かれた福江城(石田城)址と、その城下町に残る武家屋敷通りがあり、風情あふれる街並みの散策を楽しむことができます。
散策から戻ったら、黄昏色に染まる海を眺めながらのホテルでのディナーが待っています。新鮮な海の幸と、その美味さを引き立てるさまざまな美酒を、心ゆくまでゆっくりと楽しむ、贅沢なひととき。飛行機か船を乗り継いでこそ辿り着ける、心やすらぐ桃源郷がここにはあります。
五島リトリート ray by 温故知新
住所:長崎県五島市上崎山町2877
電話番号:0959-78-5551
URL:https://goto-ray.com
レクサスカード会員さまのご予約はトヨタファイナンス トラベルデスクにて承ります。
電話番号:0800-700-8160(9時~17時/日祝・年末年始を除く)
https://tscubic-travel.com/t