Lifestyle

美しく粋な街・金沢の滞在と
憧れの名門コースを満喫
初夏の北陸ゴルフ旅

梅雨入り前の6月上旬は、ゴルフコースの芝も鮮やかでコンディションは最高。ゴルファーにとっては、絶好のシーズンを迎える。今回は、“隠れた宝石”とも言える名コースが揃う北陸のゴルフ旅を紹介。陸路でも空路でもアクセス抜群、観光も美食も楽しめる金沢を拠点に、初夏のゴルフ旅を楽しもう。

アクセス抜群、観光や美食も楽しめる
世界で最も美しい駅・金沢駅が拠点

国内外から多くの観光客が訪れる加賀百万石の城下町・金沢。大きな災害や戦災を免れたため、今もなお城下町特有の街並みや用水などの遺構が残る、国内有数の歴史都市だ。
日本三名園の一つである「兼六園」や金沢文化を代表する茶屋街の一つ「ひがし茶屋街」、現代アートの発信拠点である「金沢21世紀美術館」など見どころも豊富、また陸路の玄関口である金沢駅は、「世界で最も美しい駅14選」の一つに選ばれた人気の観光スポットだ。
今回紹介するツアーは、この美しい駅に直結する「ホテル日航金沢」が拠点。北陸随一の高さを誇る地上30階のラグジュアリーホテルからは、金沢市内を一望する美しい眺望も楽しむことができる。

ひがし茶屋街へは、金沢駅から車で約10分、風情のある町並みが残り、現在は土産店や飲食店が軒を連ねる。
金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をモチーフにした「鼓門」が印象的な金沢駅。
ホテル日航金沢は、北陸随一の高さを誇る金沢のランドマーク的存在。

シニアツアー「コマツオープン」の舞台
「小松カントリークラブ」

2泊3日のツアーでは、金沢到着の翌日から2ラウンドする。それぞれ「キャディ付き乗用カート」でプレーできるのも魅力だ。
1ラウンド目は、ホテルから車で約40分の「小松カントリークラブ」へ。往年の名選手たちが出場するシニアツアー「コマツオープン」を2018年から開催しており、戦略性が高く風光明媚なコースとして高く評価されている。
周囲の自然と調和した18ホールは、新井規矩雄プロが設計監修。フェアウェイは広く緩やかな起伏があり、すべてのティーイングエリアからグリーンが見えるよう設計されているのが特徴。名物ホールである最終18番パー4には、兼六園と同じ「ことじ灯篭」が配され、趣を感じながらプレーを楽しむことができる。

周囲の自然に調和したレイアウトが特徴。日本庭園のようなホールもあり、金沢らしさを感じる。
名門にふさわしい品格があるクラブハウス。天然温泉を備えプレー後にゆっくり寛ぐことができる。

2023年「日本女子オープン」の舞台
「芦原ゴルフクラブ」

2ラウンド目は、福井県あわら市に位置する「芦原ゴルフクラブ」でプレー。越前海岸国定公園内に広がる「海コース」と北潟湖側に広がる「湖コース」の2コース36ホールから成り、原英莉花プロが優勝した2023年の「日本女子オープン」では「海コース」が舞台となった。今回のツアーでも、海コースに挑戦する。
名匠・丸毛信勝によって設計された海コースは、1960年に誕生。日本海の波が打ち寄せる北陸屈指のシーサイドコースであり、風をどう読むかもコース攻略の大きなポイントになる。また、比較的フラットだが打ち上げや打ち下ろし、バンカーや池を随所に配し、あらゆるショットを駆使しエキサイティングなプレーが楽しめるのも魅力だ。

北陸屈指のシーサイドコース。美しい海岸線や白山連峰を眺めながらのプレーは爽快。

プレーの後は、金沢の街歩きと美食を満喫

「プレー後も、金沢の街を満喫したい」というゴルファーのために、ゴルフ以外はあえてフリータイムに。アクセス至便な駅近ホテルに滞在というメリットを活かし、夕食は街歩きをしながら金沢の美食を楽しんでほしい。
海や山に囲まれた金沢は、食材の宝庫。加賀料理や金沢おでんなど食文化も多彩だが、北陸自慢の海の幸をネタにした寿司は絶品。

金沢駅から車で約10分、金沢の食文化を支える「近江町市場」ではローカルグルメの食べ歩きも楽しめる。
北陸の旬をネタにした寿司は、鮮度抜群でリーズナブルに味わえる。

北陸ゴルフ旅は添乗員付きなので、ゴルフ旅が初めての人もおひとりさまでも安心。真夏前の爽やかな季節に、ゴルフと美食を楽しんでみてはいかがだろう。

写真提供:金沢市

※2025年4月時点でのゴルフツアーのご案内となります。


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