人となりを顕わすスーツケースこそ名品を
一流がグローブ・トロッターを選ぶ理由【プレゼント付き記事】
素敵な出会い、かけがえのない体験・・・、旅の醍醐味の優先順位は人それぞれ。ただし、限られた時間をドラマティックに彩りたいなら、出会いの第一印象はよいに越したことはない。<グローブ・トロッター>は、ひと目見ただけでそれとわかる唯一無二の素材感と美しさを誇り、旅人を受け入れる側のスペシャリストたち―例えば一流ホテルや航空会社で一目置かれる“名刺代わり”のアイテムと評されている。機能性とデザイン性を両立するスーツケースの最高峰たる理由に迫る。
Text:Miki OHSUGI
Edit:Misa Yamaji(B.EAT)
唯一無二の美しさを誇る機能素材「ヴァルカン・ファイバー」
1897年創業の<グローブ・トロッター>は、高級トラベル&ライフスタイルブランドとして他の追随を許さない特別なポジションにある。「ヴァルカン・ファイバー」という軽く丈夫で美しい、特殊素材を用いてスーツケースを成型する特許を120数年前から有しているからだ。
軽いのにどこか温かみのある質感、絶妙なニュアンスの美しい色のボディ素材は、いったい何からできているのか? その生成は、とてつもなく手のかかる工程を踏む。精選された木綿や木材繊維を幾重にも重ねた原紙を、特殊な樹脂溶液で加硫(ヴァルカナイズ)してから圧縮。その熱加工は今も熟練職人の“手作業”でこそ実現できるものなのだ。
グローブ・トロッター社は1901年にその特許を取得し、1902年に英国の登録商標もとっている。世界旅行といえば船という時代から、飛行機の旅に世の中が推移するタイミングも追い風となり、ヴァルカン・ファイバーを用いたスーツケースは瞬く間にシェアを広げた。
ヴァルカン・ファイバー素材をボディに用いたグローブ・トロッターのスーツケースの中でもっともアイコニックなモデルは、コーナーにレザーをリベット留めし、ボディをぐるりと一周する2本のレザーストラップをあしらった「センテナリー」だろう。これは創業100周年の記念にデザインされたもので、ブランドを象徴するコレクションとなっている。
単にものを運ぶ使命を果たすだけでなく、浪漫あふれる旅の装いを引き立てるファッション性に優れた点が人びとを魅了。絶妙な配色、豊かなバリエーション、内側や細部にこだわりの詰まったトラベルケースは、ブランド名のとおり、多くのジェットセッターとともに“地球を巡る”使命をまっとうしている。
エレガンスは余裕という名の“遊び心”に宿る
グローブ・トロッターを携えた旅人には、優雅な雰囲気が漂う。軽やかに流麗に転がるキャリーケースは細部に至るまで機能的に作られているのだが、遊び心が絶妙な塩梅で添えられている点も見逃せない。
例えば「センテナリー」の外周に巻かれるレザーベルトは、その一例。耐久性や軽量性一辺倒のものづくりであれば、ベルトはハイテク素材を用いるという選択肢もないわけではなかろう。一生ものとしての観点から、レザーが経年変化で味わいを増していくことすら楽しもうというデザインは、長く人生に寄り沿えるものづくりに誇りを持っている表れでもある。
1920年代のアフリカ旅行のムーブメントをオマージュした「サファリ」コレクションは、ストラップとコーナーの革に、敢えて染色していないナチュラルレザーを採用。年月を重ねゆくことでアメ色に艶を増していくさまを、より強く楽しめる逸品だ。
女王のハネムーンに随行した“幸福のシンボル”
グローブ・トロッターと英国王室との所縁は深い。1947年、エリザベス2世のハネムーンにグローブ・トロッターのスーツケースが用いられたのだ。人生のもっとも幸せな旅をともにするのに相応しいスーツケース、世界中にそう記憶されたできごとだ。
エリザベス2世の御成婚より前に、フットボールの英国代表チームに多用されていたこともあり、上質であることのお墨付きはすでに得ていたが、縁起のよいアイテムだという印象は人気にさらなる拍車をかける。
ウインストン・チャーチル、俳優のダニエル・クレイグやサッカー選手のデヴィッド・ベッカム、スーパーモデルのケイト・モスや、俳優でありジェンダー平等の活動家でもあるエマ・ワトソンなど、グローブ・トロッターの愛好家は実に幅広い。どんな個性にもフィットするバリエーションが豊富だという証でもある。
映画や、数多の芸術家の“わがまま”を叶える力量
文化や芸術に対しても、グローブ・トロッターはよき理解者だ。
映画『007/カジノ・ロワイヤル』、『007/スカイフォール』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の中で、ジェームズ・ボンドのスーツケースとしてグローブ・トロッターが採用されている。
その関係性からグローブ・トロッターは「ジェームズ・ボンド」と冠する公式コレクションを8シリーズも展開している。クールなキャリーケースを始め、アタッシュケースやラゲッジタグなど、映画ファンならずとも思わず集めたくなるアイテムばかりだ。
ジェームズ・ボンドはたびたび、とんでもない財宝を賭けてゲームに興じる。そんな映画のワンシーンに入り込んだかのような気分に浸れるゲーミング・アイテムを、グローブ・トロッターは大胆な発想で作っている。実に心憎い。
「007ラゲッジコレクション」には、バックギャモンのゲームアイテムがセットされたヴァルカン・ファイバー製のケースや、ポーカーチップとサイコロ、そしてトランプまでをセットしたものもある。いずれも限定生産で稀少性の高いアイテムだ。
細かいパーツの多いバックギャモンを、ゲーム盤とともにうまく収める設計にもいえることだが、人によって大切に運びたいもののかたちは千差万別。ことに芸術家、あるいは伝統芸能の世界にいる人は、繊細なアイテムを安全に、かつ洗練されたケースで持ち運びたいと願うようだ。グローブ・トロッターはさまざまなアーティストたちの要望を叶えてきた実績がある。
ビスポークという選択肢
「グローブ・トロッター 銀座」では、自分仕様にオーダーメイドするビスポークの相談や発注が可能だ。噺家の柳亭小痴楽氏は、高座をまわるために不可欠な着物と雪駄を無理なく収めるキャリーケースをオーダー。収納機能だけでなく、和装に似合う色合いにもこだわってビスポークしたという。
ピアニストの角野隼斗氏は、トイピアノを入れるミニトランクを所望。しかもトランクのフタを開けるだけ、入れたまま即興で弾くことができるスタイルを夢見ていた。内部にはピアノを固定するウレタンを装備し、トランク外部はトイピアノならではの楽しい雰囲気に合うカラーリングで特注。仕上がりに大満足され、世界を巡っているそうだ。
ビスポークはアーティストの彼らのように、一からすべてをオーダーする方式だけではない。敷居高く構える必要はないのだ。既存のモデルの、例えば留め具の色を変える、レザーに施すステッチの色を変える、イニシャルを加えるといった一部の変更だけのカスタマイズもおすすめだ。錠前がゴールドなのかシルバーなのか、それだけでもガラリと印象が変わる面白さを味わってみてはいかがだろう。
部分的なビスポークでも“世界にたったひとつだけ”を叶えられる可能性はある。何しろグローブ・トロッターには、ボディパーツの色も、レザーやステッチ糸の色も、実に種類が多く、組み合わせは無限なのだから。
いずれは土に還す、サステナブルを信条に
製造工程のほとんどを手作業で行うグローブ・トロッターのトラベルケースは、修理ができないパーツはほぼないという。手を入れて丁寧に長く使える強みを持つ。植物が原材料のヴァルカン・ファイバーや、レザーはいずれ土に還るサステナブル素材だ。
また、国際NGO「エレファント・ファミリー」とコラボレーションしたコレクションは、収益の一部が野生動物との共存のための寄付にまわる仕組み。グローブ・トロッターを所有する意義や歓びは、そんなところにもある。
グローブ・トロッター 銀座
住所:東京都中央区銀座5-2-1 銀座ノボ 1F
電話番号:03-6161-1897
営業時間:11時~21時
定休日:元日
(※営業時間と定休日は銀座ノボ営業に準ずる)
URL:https://jp.globe-trotter.com/
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