Lifestyle

レクサスカード会員さま先行・限定販売
冬のリッチな食卓にピタリとはまる、至高の透明感とキレの日本酒

知る人ぞ知るから、言わずと知れた銘酒へ。問屋を通さない蔵元特約店の専売銘柄として誕生した「清水清三郎商店」の「作(ざく)」は、世界20カ国で愛されるなどその人気はワールドワイド。入手困難な同シリーズより、今季の新作とプレミアムラインの2作をレクサスカード会員さまのために特別先行・限定販売いたします。

Text:Yuko Ehara
Photo:Yoshikatsu Nakajima

以前使用していた蔵の土壁や、契約米農家の畑の土を活用した版築。「作(ざく) なぐわし 伊賀神の穂」に使用した三重県のオリジナル酒米「神の穂」の稲穂が実った姿のままで埋め込まれている。

小さな仕込みで丁寧に醸す、渾身の力作がずらり

新社屋2Fのイベント会場内のギャラリーに飾られた、輝かしいトロフィーの数々。

三重県鈴鹿市に蔵を構える「清水清三郎商店」が醸す「作」シリーズは、店頭でもオンラインでも争奪戦が繰り広げられ、一部の限定品にはプレミアが付くなどその人気は右肩上がり。国内外のお酒の品評会やコンクール上位入賞の常連で、「G7伊勢志摩サミット2016」の初日の昼食会の乾杯酒に選ばれたことから、日本酒好きだけでなくライトユーザーにも知られる銘柄となりました。

「作」シリーズの持ち味は、口に含んだときの柔らかな口当たりとキレのよさ。雑味のないクリアな飲み口は、とりわけ日本酒を飲み慣れていない若い世代や女性、外国人に支持されています。

【動画で紹介】味酒(うまさけ)鈴鹿國「清水清三郎商店」の酒造り

削った米の水分量も計算する緻密な酒造り

お正月もお盆もタンクのチェックを欠かさない杜氏の内山智広さん。周囲が舌を巻くほど勤勉で、経験を積むことで杜氏としての個性を磨いた。

誰もが美味しいと感じる“欠点のないきれいな味わい”を目指して取り入れたのが、隅々まで目が行き届く小型のタンクを使った酒造り。大量生産できない環境を逆手にとり、本醸造から大吟醸までのすべてのお酒を、蔵元の技術を競うための鑑評会用と同じプロセスで丁寧に醸しています。

麹菌や酵母が働く酒造りは環境や気候の影響を受けやすく、杜氏の内山智広さんを中心に、365日欠かさずタンクの中身に目を配っています。酒造りのコツを示す「一麹、二酛(もと)、三造り」という言葉がありますが、「清水清三郎商店」では1つ目の「麹造り」とともに3つ目の「造り=もろみの管理」も重視。良質な麹のカギとなるのは、米麹の元となる蒸米の水分量で、蒸す前に米を洗って吸水させるところから細かな調整が始まります。

ひと粒の米の水分量は、品種、産地、収穫時期などによって異なりますが、醸造用に削って小さくなった米の吸水作業はとてもデリケート。入念な計量で水の含有量を測定しながら、秒単位での吸水や乾燥を繰り返します。洗って一晩寝かせた米を外硬内軟に炊き上げたら、蒸した米の一部を麹にし、残りの掛米、酵母を培養した酒母、仕込み水と合わせてタンクへ。これらが醗酵してもろみとなり、機が熟すのを待ちます。

(写真左)麹造りの成否を左右する洗米と吸水の工程。磨いてから糠(ぬか)や米くずを洗い流した麹米は、的確な水分量にするため、水に浸けて慎重に吸水させる。(写真右)洗米と吸水が完了したお米は、一晩寝かせてから蒸米に。

もろみを搾って清酒にするタイミングが味を左右する

新社屋に誕生した、通称「内山ラボ」と呼ばれる利き酒室。壁面の10台のモニターには、テイスティングノートが日英のバイリンガルで表示される。

「酵母は香りに特徴があるので、それを活用してある程度お酒の香りをコントロールすることはできるのですが、使う酒米の品種を選ぶだけで思った味を表現するのは難しいんです」と教えてくれたのは、マネージャーの清水雅恵さん。

醗酵は、お米と水というシンプルな材料を芳醇な液体に変える重要なプロセス。もろみは、蔵が積み重ねてきた経験とデータをもとに最適な醗酵状態を保つよう徹底管理されますが、「清水清三郎商店」では搾ってお酒にするタイミングを決めるのは人間の舌。毎日スタッフ全員で利き酒をして味と香りを確かめ、ベストな瞬間を見極めています。

「杜氏の内山は、すべての工程を自分で行えるだけの知識と技術を持っていますが、ひとりで酒造りはできません。当蔵では入社初日から利き酒に参加し、徐々に舌を養ってもらっていて、経験の浅いスタッフも一同に束ね、オーケストラの指揮者のように導いているのが杜氏。だから、杜氏の力が何よりも大切だと考えています」

150周年プロジェクトを経て、新たなステージへ

三重県酒造組合の会長も務める「清水清三郎商店」代表の清水慎一郎さんと、マネージャーの清水雅恵さん。

「清水清三郎商店」は2019年に創業150周年を迎え、周年プロジェクトの一環としてロゴとパッケージをリニューアル。新しくなった瓶はワインボトルを思わせるフォルムで、テーブルに花を添える凛々しいたたずまいが好評です。また、同プロジェクトの集大成として、2022年3月には新社屋と新工場が完成。生産性を1.5倍に向上させ、国内外で拡大しつづける需要に応えています。

全種で究極のキレと透明感を持ち合わせつつ、酵母や造り方を変えることにより、作品ごとに多彩な香りを表現する「作」シリーズ。稀少な味わいをお試しいただくには、今が絶好のチャンスです。

この冬の新作で三重県が開発したオリジナル酒米で醸した「作(ざく) なぐわし 伊賀神の穂」、「G7伊勢志摩サミット2016」で各国首脳にふるまわれた「作(ざく) 智(さとり) 純米大吟醸 滴取り」、「智」と同じ製法で華やかな香りをより際立たせた「作(ざく) 大智(だいち) 大吟醸 滴取り」。いずれも、新年や年度の節目のお祝い事やお世話になった人への贈り物にもふさわしい逸品です。

今春の販売につづく特別販売のご案内

蔵元と杜氏が20年以上かけて究極のキレと透明感を磨き上げてきた「作」シリーズより、2022年冬の新作とプレミアムラインの2銘柄をレクサスカード会員さまに向けてTS CUBIC SHOPPINGサイトで先行・限定販売いたします。

ご優待期間 : 2022年12月25日(日)~2023年2月28日(火)

お支払いはレクサスカードをご利用ください。
※おひとりさま各種6本までのご購入とさせていただきます。
※在庫がなくなり次第終了いたします。
※送料が別途発生します。詳しくは、TS CUBIC SHOPPINGサイトでご確認ください。
※ご購入いただいてから 5 営業日以内に発送いたします。
※2022年12月27日(火)~2022年12月31日(土)に購入いただいた場合は2023年1月6日(金)以降の発送となります。

作 なぐわし 伊賀神の穂

土地や地名の品格を称える「なぐわし」の名を冠し、特別な土壌で育った酒米を100%使用した数量限定品。三重県オリジナルの酒米「神の穂」を醸した新作は、青りんごのような香りとすっきりした味わいで、抜群の飲みやすさ。繊細な料理とも共鳴し、風味を引き立て合う。

価格:7,700円(税込み)

・使用米:神の穂
・精米歩合:45%
・アルコール分:15度

作 智 純米大吟醸 滴取り

蔵元最高位の純米大吟醸で2016年G7伊勢志摩サミットの乾杯酒に採用された傑作。小袋で吊るしたもろみから落ちる滴を集め、上澄みだけをくみ取った贅沢な逸品だ。山田錦を低温長期発酵し、優美な香り、ふくよかな味わい、なめらかな飲み口とキレが極限で調和する。

価格:33,000円(税込み)

・使用米:山田錦
・精米歩合:40%
・アルコール分:16度

作 大智 大吟醸 滴取り

「智」と同じ製法で手間暇かけて醸造し、華やかな香りを際立たせた「大智」。芳醇でありながらすっきりしたキレのある、豊かな透明感にあふれる大吟醸だ。ジャスミンのような香りとほのかな甘み、みずみずしい酸味が優雅に交じり合い、洋食とも好相性。食前酒にもおすすめ。

価格:33,000円(税込み)

・使用米:山田錦
・精米歩合:40%
・アルコール分:17度

※写真はイメージのため、実際と異なる場合がございます。
※数に限りがあります。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
※掲載内容・料金は2022年11月現在のものです。これらは予告なく変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※掲載の内容は、掲載の販売元がレクサスカード会員さまにご提供しています。
※お支払いはレクサスカードをご利用ください。

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