トヨタマリン×モデリスタクルーザー
「トヨタマリン×モデリスタ」が初めてデザインした、世にも贅沢なクルーザー
クルマのカスタマイズでお馴染みの「モデリスタ」が、このたび初めてトヨタマリンとコラボレート。人気の「PONAM-31」をいっそうラグジュアリーに進化させた一台がデビューしました。プライベートタイムだけではなく、ワーケーションの拠点としても人気が高まるクルーザー。ライフスタイルが大きく変容したこれからの時代にこそ注目です。
Text:Hiromitsu Kosone
コロナ禍を経て、いっそう人気を高めるクルーザー
長らくつづいたコロナ禍はライフスタイルのさまざまな局面に大きな変化をもたらしましたが、その影響は海の上にまで波及しました。でかけること自体が制限されるなかで、プライベートな解放感を味わえるクルージングボートの人気が拡大。よりラグジュアリーな“居住性”を求める声が高まっていったのです。
また洋上での過ごし方にも多様性が生まれ、パーティやマリンアクティビティを楽しむだけでなく、船内でリモートワークやワーケーションを行う人も増えています。オンとオフがシームレスになった今の時代だからこそ生まれた、クルーザーの新たな価値といえるでしょう。
そんな中で登場したトヨタマリンの「PONAM-31 Z Grade」は、まさに新時代のクルージングに最適な一台。スピード・乗り心地・居住性を兼備したスポーツ ユーティリティー クルーザー「PONAM-31」と、クルマのカスタマイズで著名なモデリスタのコラボレーションによって誕生した「Z Grade」は、いっそう贅沢な“居住空間”を創造するべくデザインされました。そのメイキングストーリーを、モデリスタのデザイナー・久世 峻大さんは次のように明かします。
「モデリスタがクルーザーのデザインを手がけるのは今回が初めて。とはいえ基本方針はクルマと変わらず、ベース車の魅力を活かしながら新たな価値を生み出すことをモットーとしています。
まずご注目いただきたいのはカラーリング。本来の「PONAM-31」は白で統一された船体ですが、「Z Grade」はグレーを効果的に活用しました。前後の伸びやかさを生み出すための配色なのですが、これはクルマのカスタマイズノウハウを応用したものです。
また、リアのクオーター部分にはシルキーゴールドのL字パーツをデザインしました。これはデザイン上のアクセントという狙いに加え、船尾のアフトデッキに風が巻き込むのを抑える機能性も兼ねて採用しています」
上質かつ機能的なインテリアにも注目
さらにインテリアにも大幅なカスタマイズが施され、非常に贅沢感の高い仕上がりになっているのも特徴。久世さんはこう解説します。
「シートにはスエード調の素材を採用し、上級グレードのクルマを思わせる空間を演出しました。ゆとりある空間に見せるよう、各所に工夫を凝らしています。さらに、トヨタマリンの方とディスカッションを重ね、居住性を高めるためのギミックもデザインしました。例えば船内のシートにしつらえたテーブルは押し下げることができ、シートとフラットな高さになります。これによって、デスクを使わないときはより開放的な空間となり、シートの上に寝転がっても快適に過ごせるのです。
また、船内に間接照明を採用しているのもポイントですね。夕方から夜にかけてのシーンをムーディに彩り、昼間とはひと味違った贅沢感を味わえます。夜の見え方については、今までクルーザーであまり意識されてこなかったところだけに、新鮮さを感じていただけるのではないでしょうか」
家族や仲間たちとの船上パーティ、フィッシングやダイビングなどのアクティビティ、そして洋上のワーケーション。どんな活用シーンにおいても、「Z Grade」のラグジュアリーデザインは格別のひとときを演出してくれるはず。海のライフスタイルがいっそうプレミアムになること請け合いです。
PONAM-31 Z Grade
全長/全幅/総トン数:0.57m/3.20m/6.6t
定員:12名(フライブリッジ5名)
航行区域:沿海
本体価格:45,650,000円(税込み)
トヨタマリン営業所 (TOYOTA MARINE ラグーナ)
電話番号:0120-532-451
URL:https://www.toyota.co.jp/marine/