イベント報告 第4回

イタリアンとフレンチの饗宴

片岡護シェフ・坂井宏行シェフ
コラボレーション・スペシャルランチ

会場:ラ・ロシェル南青山(2017年2月22日実施)
文/写真・赤坂匡介

陽射しが優しく街を照らした2月22日。イタリアンの名店「リストランテ アルポルト」のオーナーシェフの片岡護氏と、フレンチの名店「ラ・ロシェル」オーナーシェフの坂井宏行氏による「コラボレーション・スペシャルランチ」を開催いたしました。この日のためだけに用意された、特別なランチコースをご堪能された会員さまのご様子をお伝えします。

ご好評をいただきました昨年に引き続き、今回で第2回となる「コラボレーション・スペシャルランチ」。フレンチの鉄人として広くその名を知られる坂井シェフと、日本における本格イタリア料理の草分け的存在である片岡シェフのお二人による、オリジナルスペシャルランチをご提供しました。

まずは片岡シェフと坂井シェフが登場し、ご挨拶。料理のジャンルは違えど、実は昔から親交があることが明かされ、お二人のトークの掛け合いからもその親密な間柄が見て取れました。オープニングトークで会場が和やかなムードになると、お二人から改めて「今日はごゆっくりお楽しみください」とご挨拶。参加者さまの期待感も大いに高まるなか、イタリアンとフレンチの巨匠による乾杯とともに、この日だけのスペシャルランチコースがスタートしました。

今回の「コラボレーション・スペシャルランチ」では、

  • 冷製オードブル〜『毛蟹とアボカドのセルクル仕立て キャビアとフランボワーズソース添え』
  • 温製オードブル〜『フォアグラポアレ 赤カブとビーツのアンサンブル』
  • パスタ〜『きのこのラグースパゲッティ』
  • メイン(肉料理)〜『黒毛和牛サーロインをムッシュ坂井のプレゼンテーションで』
  • デザート〜『いちごをデザートにし、抹茶の香りマカロンとグランマニエのアイスクリームとともに』

の全5品をお楽しみいただきました。

ふたつのオードブルを終える頃には、テーブルを囲んだ参加者さまの会話も弾み、リラックスムードが漂いました。会場全体が和やかなムードに包まれた頃、この日の目玉のひとつ、片岡シェフによるパスタの調理が始まりました。

この日のパスタ『きのこのラグースパゲッティ』では、片岡シェフが調理する姿をリアルタイムで厨房から中継し、会場内のスクリーンでその様子をご覧いただく、スペシャルイベントならではの演出をお楽しみいただきました。中継のカメラを向けると、そこにはパスタの仕上げを担当する坂井シェフ。仕上げのブラウンマッシュルームが、坂井シェフの手によりスライスされた瞬間、芳醇な香りが会場を包み込みました。テーブルにサーブされると、皆さま笑顔で口に運ばれていました。

パスタの興奮が冷めやらぬまま、料理はクライマックスのメインへ。この日のメイン『黒毛和牛サーロイン』は、坂井シェフと片岡シェフが参加者さまの目の前でプレゼンテーション。パン生地で包み焼きした仙台和牛を、坂井シェフがひと切れずつカットし、仕上げに片岡シェフが作ったソースをかける、今日ここでしか味わうことのできない、お二人のコラボレーションをお届けいたしました。

デザートの後は、参加者さまがコーヒーを楽しんでいらっしゃる間、片岡シェフと坂井シェフが各テーブルをまわり、記念撮影。すべてのコースを終えると、両シェフから「本日はありがとうございました」とお礼の言葉がおくられ、イベントの最後は両シェフ自ら出口で参加者さまをお見送りされました。お帰りの際にお一人さまおひとつずつのお土産をお持ちいただき、皆さま帰路につかれました。

今回、参加者さまからは「料理もおいしかったですが、両シェフの飾らない人柄にも魅了されました」「二人の巨匠の味を、一度に楽しめるというのは非常に贅沢ですね。充実したランチを楽しむことができました」など、多くの方から喜びの声をいただきました。

また坂井シェフも、イベント終了後にお話しを伺うと、「今日は、30年来の仲である片岡シェフとコラボレーションできて幸せです。皆さんにも喜んでいただけたようで、大変うれしく思っています」と、同士との共演、そして笑顔でお帰りになった参加者さまの様子を、心から喜んでいました。

こうして充実のイベントは、会場に終始笑顔があふれ、その幕を閉じました。